カタルシス | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

カタルシス

ニッポン放送「ひだまりハウス」
トラウマテクノポップバンド
アーバンギャルドの松永天馬さんに


主催する”鬱フェス”などについて
きょうはお話しを伺いましたひらめき電球


「少女」「死」「病」「恋」など
ネガティヴワードを用いながら


80年代のテクノポップに乗せた
楽曲をクリエイトする松永さん星

 

松永さんが2014年に立ち上げたのが
夏フェスにはなかなか呼ばれない
アーティスを揃えるだけでなく


観客もインドア志向の人達ばかりの
音楽イベントその名も”鬱フェス”


元々アーバンギャルドはネットで
人気に火がついたバンドという事で


カミングアウトしにくい”うつ”を
あえて謳うことでファンにも日頃の
鬱屈を吐き出してもらおうと企画アップ


ご自身はうつ病ではありませんが
若い時からひねくれている部分があり
表現することで解放されてきたそう。


”病んでいない人間なんていない”


だからこそ自分達の曲を聴いて
カタルシスを感じてもらえばと。


カタルシスは悲劇により心の中に
溜まった澱のような感情が解放され
精神が浄化されるという意味です。


医療はどうしても患者さんには
”余所行き”で向き合ってしまいますが


”普段着”で語れる場があっても
良いと樋口先生も話していました。


アーバンギャルドの元には
様々な悩みを抱えたファンから
本当に沢山の手紙が届くそうです。


病院に長く入院している患者さんの
手紙の内容はまるで連載小説のようで


松永さんが制作するひとつひとつの
曲はそんなファンの人達への返信ラブレター


アウェイでマイノリティーだった
心の病をカルチャーに出来ればと。


活動を始めて10年を迎えましたが
ネット発でここまで続くとはと
松永さん自身も言っていましたが


中学生から聴いてくれていた人が
社会人になり折り合いをつけながら
頑張っていますという話を聞くと


こう言う音楽もありで聴く人が
選択できて良いのではと松永さん。


5回目となる”鬱フェス”は9月8日に
東京TSUTAYA O-EASTで開催です音譜


”自分達はゴミ箱で良い。。。”


受け止めたファンの悩みや想いは
全て歌にして返していくとのこと星


私も振り返ると親も含めて大人が
大嫌いで信じていない子供でした。


でも私がそう思っていた人達にも
当たり前ですが子供だった時があり
そんな自分も大人になりました。


大人になるのは残念なことでなく
残念じゃない大人になればいいクローバー


実は表現の原点は詩の朗読が
スタートだったという松永さん。


若者の最新のカルチャーと文学を
融合させた楽曲に込められた想いに
耳を傾けていただけたらと思います。


ニッポン放送「ひだまりハウス」
アーバンギャルド松永天馬さんの
インタビューは6月3日にOAですにひひ