できる方法

月刊シニアビジネスマーケット

”リーダーたちの肖像”5月号の

ゲストは日本ケアリンクスの

代表取締役社長の三浦稔さん

40歳とまだお若い三浦社長は

元々は日本ケアリンクスと去年

連結した株式会社ソラスト

(旧日本医療事務センター)の

総務部からキャリアをスタート

甲府や長野などの支社長を経て

医療事務の本部から介護の世界へ。

”介護の素人”と言う三浦社長は

社長に就任してから各施設の

ホーム長などと面談しているそう。

施設の運営が上手くいくかどうかは

ホーム長の力量やリーダーシップに

かかっていると指摘していました。

支社長として医療事務3000人を

超える人材をまとめてきた経験は

チームで取り組む介護の現場で

必ず力を発揮するに違いありません。

また数字やお金のことを避けがちな

傾向が介護の世界にはありますが

介護はボランティアではないと

はっきりと言い切った三浦社長は

生産性を向上させるためには

どうしたら良いのかを現場が

自ら考えて行動する必要があり

現場スタッフが理解し納得する

プロセスを大切にしたいとのこと。

また”さん付け運動”を実践し

社長だけではなく部長も役職では

呼ばないようにスタッフに徹底。

上から指示するのではなく

同じ目線で一緒に考えようという

三浦さんの姿勢は若手社長ならでは。

訪問介護を武器とするソラストと

グループホームなどを運営してきた

日本ケアリンクスの連携は

それぞれの強みをさらに伸ばす

大きなチャンスになると思います

”できない理由を探すのではなく

できる方法をみんなで考えよう”

三浦社長のモットーは私が 

いつも医療職や介護職の皆さんに

お願いしていることと同じでした

運営を左右するリーダーシップを

三浦社長が発揮できるかどうか

注目していくと共に同世代の

1人として応援したいと思います