幻の作品 | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

幻の作品

”神は封印を解かれた。。。”
脚本演出の小池修一郎さんに
こう言わしめた宝塚花組トップの


明日海りおさんがエドガーを
演じる「ポーの一族」を観劇ニコニコラブラブ

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漫画少女だった私にとっても
萩尾望都さんの「ポーの一族」を


実在の人間が演じるのは難しいと 
思っていましたが予想を遥かに
超えた再現度に驚愕しましたあせるあせる


何も疑わぬ少年の頃の純粋さ
永遠の命を与えられ哀しみを
秘め佇むその姿は神秘そのもの。


終わらない旅を続けていることは
誰にも知られてはならない秘密。。。


何も悪いことをしていないのに
バンパネラ(吸血鬼)という理由で
人間から恐れられ虐げられる一族。


家族への想いは変わらないのに。。。


明日海りおさん演じるエドガーは
愛する妹を守るために一族の一員に。


労わり合い寄り添う兄妹の姿は
悲劇的だからこそ妖しくて美しい。


エドガーと運命の出逢いをする
孤独な少年アランを柚香光さんが。


魂が呼び合うという表現がぴったり。


「死」により永遠の愛を叶える
ロミジュリやエリザベートとは違い


果てなき旅路を行くという孤独な
宿命で結ばれたエドガーとアラン。


改めて哀しい物語でした。。。


「ポーの一族」を宝塚の舞台で
ミュージカル化することを夢見て
入団したという演出の小池さん。


そして原作の萩尾さんもあらゆる
オファーを断り続けてきた中での


満を持しての幻の作品の誕生に
立ち会えるなんて幸せでしたクローバー

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宝塚花組の「ポーの一族」は
今月25日まで上演していますニコニコ