情熱は磁石! | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

情熱は磁石!

文化放送「ゴールデンラジオ」
大竹さんはインフルエンザから復活アップ

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きょうのメインディッシュのゲストは
パラリンピックノルディックスキー
日本代表監督の荒井秀樹さんでしたひらめき電球


障害者スポーツの専門ではなかった
荒井さんでしたが厚生省からの依頼で


長野パラリンピック前の1996年に
クロスカントリーのコーチに就任。


実はその時は選手が誰もいない状況叫び


そこで募集をかけたところアルペンと
ノルディックの区別もつかない人や


60代の方まで北海道から熊本まで
60人あまりの人が応募してきたそう。


そんな中で荒井さんが出会ったのが
平昌で6大会出場となる新田佳浩選手。


葛西選手がジャンプのレジェンドなら
新田選手はパラリンピックの伝説星


当時まだ中学生だった新田選手。


子供の頃にお祖父さんが使っていた
コンバインに腕を巻き込まれて
片腕を失いながらも新田選手は
普通の全国中学校スキー大会に出場。


始めは名前も分かりませんでしたが
少ない情報を頼りに探しまわり
ようやく新田選手に辿り着き直談判。


ですが両親に息子を障害者として
育ててこなかったからと断られます。


しかし本人の希望によりパラ選手に。


バンクーバーパラリンピックで
新田選手は見事金メダルを獲得し


事故を負い目に感じていた祖父に
金メダルをかけてあげられたそう。


新田選手が頑張る姿は障害を理由に
諦めている子供達が夢と希望を
抱くきっかけになればと荒井さん。


長野の時はまだスポーツという
位置づけではなく”福祉”という
要素が強かったパラリンピック。


まず荒井さんはパラの選手自身が
トップアスリートとしての意識を
持つように大学スキー部と合宿したり


スキー用具のワックスが勝敗を
分けることから最高のスタッフを
集めるなどの努力を重ねてきました。


冬のスポーツは強い風など自然との
闘いでもあり気象予報士とも連携。


パラリンピックは経済的な支援も
足りないことが大きな課題ですが


荒井さんは障害者スポーツとしては
前例のなかった実業団を創立します。


2004年に結成されたチームの名前は
日立ソリューションズ”アウローラ”


アウローラはイタリア語で”夜明け”


もっとパラリンピックを広めたい
もっと多くの人に応援してもらいたい


長野から20年以上まさに情熱を磁石に
尽力する荒井さんの想いが詰まった
著書も読んでいただければと思います。


平昌パラリンピックは来月9日から
スタートしますので応援して下さいクラッカー