100冊の本より。。。
ニッポン放送「ひだまりハウス」
バーチャルリアリティを活用した
VR認知症プロジェクトを考案した
サービス付高齢者向け住宅”銀木犀”を
手がける株式会社シルバーウッドの
下河原忠道さんにお話を伺いました
”自分は介護の素人”と下河原さん
元々は鉄鋼の仕事に携わっていて
アメリカで学んだ薄板鋼板を
建物の構造物に使う低コスト工法を
日本に持ち込んだアイディアマン。
新しい工法でコンビニなどを手掛け
これから需要が増える高齢者住宅に
可能性を見出した下河原さんは
国内外の高齢者住宅を見て回ります。
海外と比べ劣悪な環境にいる高齢者を
目の当たりにした時におかしいと
感じて自ら高齢者住宅を作ることに。
私も銀木犀には何度も行きましたが
木の温もりを大切にしている建物は
ただ居心地が良いだけでなく
地域にも開かれていて子供達も
立ち寄る居場所にもなっています
介護の素人だからこその視点で
自分がここで暮らしたいと思う
住まいを作り続けている下河原さんが
次に目を付けたのがなんと「VR」
「VR認知症プロジェクト」は
バーチャルリアリティにより
再現された認知症の人の日常を
当事者の目線で体験できます
VRを体感した後にみんなで
ディスカッションをすることで
さらに共感を強める効果も
実は第一弾のナレーションは
私が担当させていただいてます
これまで二人称で語られていた
認知症の人の体験がVRにより
”一人称”の形になったと朝田先生。
認知症だけでなく救急の現場や
看取り、うつ病、LGBTなど
12種類のVRを製作しているそう。
全国各地で体験会を開催していて
これまでに1万2000人の人が参加
「100冊の本より役に立つ」
当事者の想いを知るひとつの
きっかけになればと下河原さん
ニッポン放送「ひだまりハウス」
下河原忠道さんのインタビューは
今月28日にオンエアします
ぜひお聴きいただければと思います