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同じバス

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きょうは介護シンポジウム
”高齢者住宅フェスタ2017”にて
在宅と施設の多職種連携をテーマに


最強の女性専門職の皆さんと
パネルディスカッションでしたひらめき電球

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在宅ホスピスを手掛ける
エムスリーナースサポートの
社長で看護師の吉田豊美さん。


在宅や施設の訪問歯科を
担当する医療法人社団高輪会の
歯科衛生士の奈良輪育美さん。


かかりつけ薬剤師の先駆け
みよの台薬局の高木和江さん。


未来をつくるkaigoカフェ代表で
ケアマネジャーの高瀬比佐子さん。

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それぞれの立場から多職種連携の
課題や解決策など意見を伺いました星


10年以上前から在宅での看取りに
取り組み自宅や施設から病院への
逆紹介ゼロを目指してきた吉田さん。


特に末期がんや難病など高度な
ケアが必要な人に対応できるよう
質の高い看護師を育成しています。


在宅に携わる看護師に求められるのは
”治療を行う事と”生活を維持する事”


在宅に移行する前の退院支援では
院内の会議に参加するだけでなく


病院でのケアの継続はもちろん
自宅に戻ることを前提にした
サポートを心掛けているそうです。


訪問歯科の役割は口腔内を清潔に
保つことだけではなく最期まで
口から食べられるようにすること。


嚥下力を検査したり食事の形態を
チェックするなど幅広いケアを提供。


病院を治すことが目的ではない
在宅では治療以外のケアで利用者の
生活の質を向上する必要があります。


”食”は重要なキーワードであり
歯科衛生士の立場から医師などに
サジェスチョンすることもあるそう。


365日対応可能の店舗もある
みよの台薬局では抗がん剤や
疼痛緩和の薬の処方もしています。


ターミナルケアを必要とする人が
自宅でも治療を継続できるように


夜間の緊急配達にも対応するなど
かかりつけ薬局の役割を果たします。


また多剤が処方されているなど
おかしいと思った時には遠慮せずに
物言う薬剤師でありたいと高木さん。


私も参加させていただいている
地域も職種も超えて繋がる場所
”未来をつくるkaigoカフェ”は


お互いに良質な情報をシェアしたり
対話力を磨く機会となっています。


さらにカフェの参加者達が地域の
”つなぎ役”になればと高瀬さんクローバー

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本人や家族の想いや意思が
尊重されることが大前提ですが


看護師の吉田さんの言う通り
きめ細かくサポートしていくには
”生活を維持する”視点が不可欠です。


連携のキーパーソンとなるのは
”その人を良く知る”専門職の存在ひらめき電球


在宅での連携の鍵は何かと伺うと
”同じバスに乗れるかどうか”と
吉田さんは表現していましたが


目的や志しを同じくする人達が
職種は関係なく互いにリスペクトし


プロとして最大限に力を発揮すれば
在宅は可能だと私は思っていますクローバー

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1時間半では全然時間が足りず叫びあせる


皆さんには多職種連携の”その先”を
ぜひ目指してもらいたいので私も
家族の立場から物言っていきますアップ