動的平衡 | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

動的平衡

シニアビジネスマーケット12月号
”リーダーたちの肖像”のゲストは


有料老人ホーム事業のパイオニア
日本老人福祉財団の青木雅人理事長ひらめき電球

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元々は農学部だった青木さんの
福祉の原点となったのは大学時代に


ボランティアをしていた障害者が
”主人公”だった栃木の障害者施設。


”高齢者コミュニティ”という
革新的な取り組みを1970年代から


行っていた「ゆうゆうの里」と
青木さんとの出逢いは運命でしたクローバー


実はゆうゆうの里はバブル期に
アメリカ進出に失敗してしまいます。


再建までに20年という長い時間が
かかったそうですが財務経理の立場で
ずっと財団を支えてきた青木さん。


2013年に理事長に就任しますが
”自分にはカリスマ性はない”
こんな風に自分を表現します。。。


しかし時代の流れの中でリーダーに
求められる資質も変化します。


自分1人の力で長い苦難の時を
乗り越えられたわけではなく


ゆうゆうの里を見捨てずに
支えてくれる現場のスタッフが


いたからこそ今があるということを
知っている青木さんが財団と共に


歩むと決めた”覚悟”こそがリーダーに
最も必要な条件だと感じました。


青木さんの好きな言葉である
「動的平衡」は難しい言葉です叫び


人間や生命の存在自体も動的平衡の
状態にあると言われていますが


いつもそこにあるように見える川も
流れている水は2度と同じ水ではないと
例えると分かり易くなるでしょうか。


変わらないと思っている日常や
自分達も常に変化し続けている。。。


でも冷静沈着で穏やかな青木さんが
胸に秘めた“情熱”は変わりません。


激動の介護業界の中で40年前から
“ゆうゆうの里”が追求してきた


理想の終の棲家をこれからも
提供してくれるに違いありません星

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