多様性☆ | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

多様性☆

人と組織の成長を支援する
「ノビテクマガジン」の取材で


障害者雇用を支援するNANAIROの
代表取締役社長の白砂祐幸さんと


LGBT当事者で啓発活動をしている
増原裕子さんと対談しました星

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”企業に求められる多様性”を
テーマにそれぞれの立場から
課題や解決策を話し合いましたひらめき電球


来年4月から障害者の法定雇用率が
2.0%から2.3%に引き上げられます。


何らかの障害を持っている人は
約6%と言われていますがその中で
仕事が出来ているのはわずかです。


法定雇用率をただ守るだけでは
不十分であり障害者の持つ技術や


能力を最大限に引き出し活躍できる
努力や工夫をすることが企業に
求められていると白砂さんは指摘。


音に敏感ということで作業中に
ヘッドフォンをしている人の事例。


白砂さんは音楽ではなく英語を
聴いてもらうことを思いつきました。


するとビックリマークあっという間に英語を
習得することが出来たそうで
今では5カ国語をしゃべれようにアップ


入力作業ではなく外国からの 
問い合わせのオペレーターが
出来るようになった話は驚きでした。


私は未だに英語が苦手なのに叫び


障害があってもその人の”出来る”を
周囲の人が発見し伸ばすことの
大切さを教えてくれていますクローバー


またLGBT当事者の増原さんは
13人に1人と言われているにも


関わらず”見えない存在”とされている
現状があることが問題だと指摘し


LGBTの人達が抱える生き辛さを
解消するためには周囲の理解が
必要不可欠だと話していました。


ある会社の人からLGBTではない
マジョリティーが気を使うのは


いかがなものかという発言があり
増原さんは愕然としたそうです。


家族にさえ打ち明けられずに
命を絶つLGBTの人がいるのに。。。


増原さんも自身のセクシャリティに
気がついたのは小学4年生の時で


周りの人に言えるようになったのは
大学を卒業するころになってから。


職場でのカミングアウトが
簡単でないことは明らかです。


LGBTを理解し支援する”アライ”を
もっと増やしていきたいと増原さん。


アライは生き辛さを抱える全ての
人に必要なのではないでしょうか。


私からは介護離職を防ぐために
必要な対策をお話ししました。


介護離職は”人材の流出”です。


年間10万人も離職しているのに
問題が放置されているのは何故か。


会社のトップ含めて全ての人の
危機意識の不足が原因だと思います。


誰もが直面する可能性のある介護。


仕事との両立の鍵は柔軟な働き方と
上司含めて周囲の人達の理解です。


お互いの違いを認め合って
”出来る”を見つけていくことは
決して難しいことではありません。


”もし自分だったら”と想像力を
働かせることでLGBTも障害者も
生きやすい環境は作れるはずクローバー


とても有意義な対談でしたニコニコ音譜