ひとを想う | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

ひとを想う

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きのうはイイノホールで開催された
臓器移植推進国民大会のお手伝いひらめき電球


今年は臓器移植法が施行されて
ちょうど20年にあたる節目の年。


2010年に法律が改正されて
本人の意思が不明でも家族の承諾で


臓器提供できるようになり
15歳未満の脳死後の移植が可能に。


ですが臓器移植や意思表示に関する
正しい知識や情報が行き渡らず。。。


意思表示をもし本人がしていたら
9割の人がその意思を尊重したいと


考えているにも関わらず実際に
意思表示をしている人はわずか13%。


そして。。。


”2%のキセキ”と言われるように
移植を希望している患者の98%が
移植を受けられていません。


そんな移植医療の現状を踏まえて
今回は若い世代に臓器移植について
考えてもらおうとパネラーだけでなく


プログラムの企画運営を大学生が
担当するという画期的な試みも星


会場の皆さんにもWebを利用して
アンケートに協力してもらったり


リアルタイムで書き込んでもらった
意見を反映させながら進行しましたニコニコ



”意思表示とは”と皆さんに伺うと
「生き方を選ぶ」「最後の社会貢献」
「人への愛情表現」「最後の責任」
など様々な意見が寄せられましたクローバー

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パネラーも医学生と一般大学生
ドナー家族で看護師の4人の若者達アップ


ドナー家族の経験をきっかけに
移植コーディネーターを目指す


原澤美鈴さんからは意思表示は
”父からのプレゼント”という言葉が。


ドナー家族からコーディネーターに
なった人は少なく家族に寄り添える
存在になりたいと話していました。


また移植を受けた当事者の話を
大学生の時に聴いた野口拓樹くんは


もっと早く聴いていたらと思い
母校での講演会を実現させた医学生。


ドナーの生きたいという想いも
受け継がれていくのが移植医療で


想いを繋いでいく意思表示は
”命のバトンパスへの第一歩”


そして社会学部と商学部という
医療とは違う学部の学生からは


大事だとは分かっているけれど
免許証や健康保険証を持っていない
学生には距離が遠い”ゼロリアリティ”


また”数ある意思表示の1つ”という
意見は移植に関する意思表示を
”特別なもの”と捉えてしまうから


関心の低い人にはより遠いものに
なっているという鋭い指摘です。


臓器移植にまつわる誤解の1つは
意思表示は”提供する”意思だけを
示すためにあると思われていること。


免許証や保険証には”提供しない”
意思も表示することが出来ます。


そして臓器移植には次の権利が☞


提供する権利と提供しない権利
受ける権利と受けない権利の4つひらめき電球


ぜひ覚えておいていただければニコニコ

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”わたし色カード”に会場の皆さんにも
メッセージを書いていただきました星


大切な人がいるからこそ
大切にしたい行動が意思表示。。。


こんな意見もありましたが
本人の意思が尊重されるために
まず必要なのは家族と話すことクローバー


改めて家族の大切さや命の重みを
考えるきっかけになればと思いますかお

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裏方で支えてくれた皆さん含め
学生さん達が本当に頑張りました音譜


若い人達の行動力に感動し
パワーをもらった1日でした星