まだまだ! | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

まだまだ!

MX「田村淳の訊きたい放題」
きのうは”がん医療”に関して
胎児生がん当事者の岸田徹さんと


私達で今お伝えできる情報を
限られた時間でしたがお話しましたひらめき電球

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2人に1人ががんになる時代。


自分や家族の命を守るのは
病気や治療の正しい情報です。


母ががんになった1990年代と比べ
手術以外の放射線や薬物療法など
治療の選択肢も本当に増えました。


がんの告知も当たり前になり
向き合う病気を知った上で
患者が納得して選択するための


インフォームドコンセントも
特別のことではなくなりました。


にも関わらずがんで亡くなる人が
日本で減少しないのは何故か。。。


高齢化だけでなくがんに対して
1人1人の意識が低いことも原因です。


例えば子宮頸がんの検診率を見ると
欧米では約80%の受診率ですが
日本は約40%と低いのが現状です。


アメリカでは30年以上前から
法律を作り国家プロジェクトとして
予防に努めてきた成果が出ています。


鈴木奈々さんも検診が大切だと
”今日のまとめ”で言ってくれましたが


がんになったらどうしようと
いたずらに不安に思うのではなく


がんについて正しく学ぶことなど
まず自分に出来ることをすること星


そしていくら気をつけていても
がんになることはあります。。。


岸田さんも大変珍しい希少がん
胎児生がんと分かったのは25歳で
なかなか診断がつかなかったそう。


NPO法人「がんノート」代表理事を
務める岸田さんは当事者の1人として


治療法だけでなくお金や恋愛など
様々な悩みを患者に聴く番組を


ネットで生放送するなどがん情報を
積極的に提供する活動をしています。


私がドラッグ・ラグ問題の取材を
始めたのは2000年のことでした。


ある大腸がんの抗がん剤に関して
承認していない国はなんと北朝鮮と
モンゴルと日本だけという事実。


30年も欧米に遅れている日本は
先進国ではないと驚愕しました。


がん患者さんの命をかけた活動により
ドラッグラグ解消に向けて国も
動き出しがん対策基本法も成立。


さらにがんと共に歩めるようになり
治療と仕事を両立するための支援に


力を入れることが去年改正された
がん対策基本法に盛り込まれました。


岸田さんのような希少がんの研究を
進めていくことも明記されています。


2000年当時に取材させていただいた
患者さんの多くが亡くなりましたが


意思を受け継いだ患者さんや家族が
今も声を上げ続け活動しています。


こうした当事者の声があって
がん医療は進歩していることも
皆さんに知っていただきたいですクローバー


患者さんのどう生きたいのかという
意思や想いを中心にして力を合わせ


最善の治療やサポートをしていく
がん医療はまさに”チーム医療”です星


MX「田村淳の訊きたい放題」
まだまだ訊いてもらいたいことが
沢山ありますのでまた呼んで下さい!!