日は登る。。。 | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

日は登る。。。


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きょうは新宿で開催された
うつ病のシンポジウムでロンドンOG
女子レスリング金メダリストの
小原日登美さんとご一緒しました星

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2004年のアテネオリンピックから
正式種目になった女子レスリング。


万全の状態で試合に臨むために
左膝を手術しますが思わしくなく


さらに小原さんの51キロ級は
採用されず階級変更を迫られます。


48キロ級には妹が55キロ級には
霊長類最強の吉田沙保里さんが。。。


51キロ級では世界選手権8連覇
国際大会でもほとんど負けなしの


小原さんでしたが吉田さんに勝てず
オリンピックの夢は潰えます。。。


大きな目標を失い実家の青森に
戻った小原さんは家に引きこもり 
一時は20キロ体重が増えたそう。


心配する父親とぶつかったことも
あったそうですが諦めず辛抱強く
見守ってくれた家族や周囲の人の


サポートもありうつ病を乗り越えて
再びオリンピックを目指した小原さん


階級を48キロ級に変え出場した
ロンドンOGで見事金メダル獲得アップ


二人三脚で歩んできたご主人が
スタンドで涙を流していたのも
皆さんご記憶にあるかもしれません。


本当に長く険しい道のりでしたが
勝ち負けでなくレスリングが出来る 
幸せを知ったからこその勝利でしたひらめき電球


”自分の弱さ”を認めること
本音を言える信頼できる人を
見つけて欲しいと小原日登美さん


”どんなに辛い日々が続いても
いつか美しい朝日が登りますように”


お父さんが名前に込めた想いですクローバー


2歳の男の子と10ヶ月の女の子の
子育て真っ最中の小原さんですが


2020年の東京オリンピックに向け
後進の指導に力を入れていくそうにひひ


シンポジウムでは私は家族の立場から
母を亡くした後にうつ状態になった
父とのお話をさせていただきました。


小原さんの言う通りもっと
父が弱音や本音を吐ける環境を
作ってあげられなかったことは
今でも悔やまれることのひとつ。


”俺が1番悲しいんだ”と言う父に
”1番悲しいのはお父さんだよね”と
言ってあげられなかった私。。。


”そうだよね”と寄り添うことは
簡単ではないと痛感しています。


だからこそ声にならない叫びを
挙げている人の想いに耳を傾けたい。


救えなかった父の分も。。。