ぴんとこな♪
四月大歌舞伎は見応えのある
演目がずらりと並んでいます![ひらめき電球](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
![ひらめき電球](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
昼の部は「伊勢音頭恋寝刃」に
「一谷嫩軍記」「醍醐の花見」![桜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/095.gif)
![桜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/095.gif)
”伊勢音頭”は勘三郎さんの追善で
勘九郎さん玉三郎さん仁左衛門さん
橋之助さんが演じるのを観ましたが
実際に起きた事件を元にしたお話。
”ぴんとこな”と言われる色気と
強さを合わせ持つ上方和事の優男
福岡貢役を初役で染五郎さんが![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
染五郎さんはまり役だと思います![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
紛失した名刀青江下坂を手に入れ
折紙を取り戻すために遊女屋油屋へ。
猿之助さん演じる意地の悪い
仲居万野とのやりとりが面白い![ビックリマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
![ビックリマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
太々しくて本当に憎たらしい![ショック!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/143.gif)
![ショック!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/143.gif)
ここに居るなら他の遊女を呼べと
押し付けられたのが萬次郎さん
演じるお多福顔のお鹿さん![叫び](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/254.gif)
![叫び](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/254.gif)
2人にやられっぱなしの貢は
どこから見てもお人好しな好青年![ショック!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/143.gif)
![ショック!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/143.gif)
前回はお鹿は橋之助さん(現芝翫)で
登場した瞬間に大爆笑でしたが
万野とお鹿との場面が滑稽なほど
凄惨なシーンの狂気が際立ちます。
そして貢と恋仲のお紺を梅枝くん![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
大事な人が探している折紙を
手に入れるために貢に酷い態度を
取って愛想尽かしをする”縁切り”
何もそこまで言わなくても。。。
とこの場面で感じさせるほど
お紺の覚悟が伝わってきます。
ちなみに貢が助けようとしている
家老の息子の恋人お岸を米吉くん![にひひ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/193.gif)
![にひひ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/193.gif)
そして料理人喜助は松也さん。
出番は短いですが貢の味方で
キリッとした頼りになる男で
大事な刀を預かってくれます。
同じく油屋にいた悪者が刀を
すり替えた事に喜助は気づき
貢にはちゃんと本物を渡します。
面子を潰されて飛び出した貢。
刀をすり替えられたと勘違いし
油屋に飛んで帰り鉢合わせした
万野を持っていた刀で殺めてしまう。
この瞬間に貢の表情が一変。。。
魂が抜けたような遠くを見る目
まるで何かに操られるようにして
人を斬って斬って斬りまくります。
手にしていたのは妖刀青江下坂。
伊勢音頭を踊る遊女の輪に血塗れで
乱入してくる場面は息を飲みます。
呆然と立ち尽くす貢に駆け寄る
お紺の手には名刀の折紙が。。。
染五郎さんお見事でした![アップ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/173.gif)
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そして熊谷直実を幸四郎さん
妻相模を猿之助さんが演じた
「一谷嫩軍記〜熊谷陣屋」
実は後白河法皇の落胤である
敵方の平敦盛の命を助けるために
息子を身代わりに差し出す
源氏方の武将熊谷直実の物語。
すでに首を落としていながら
息子小次郎の偽りの初陣の様子を
心配する妻に語る直実の辛さ。。。
そして義経による首実検。
敦盛だと思っている母相模。
近しい者にお別れをと言われ
見せられた首は息子小次郎。
その衝撃を隠すために懐紙を
口に挟みクッと悲しみを押し殺す
猿之助さんの演技は圧巻でした![星](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/112.gif)
![星](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/112.gif)
夜の部の感想はまた後日![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)