社会を創造 | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

社会を創造

先日は板橋区で開催された
”いたカフェ”に参加しましたニコニコ

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富山県砺波市で在宅に取り組む
ものがたり診療所の佐藤伸彦先生が
「ナラティブとコミュニティ」を
テーマに話をしてくれましたひらめき電球


何度もお話を伺っていますが
いつも素晴らしいと思うのは
聴く度に活動が深化していること星

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公的な介護サービスには
限界があることは明らかです。


”地元のことは地元で解決する”


佐藤先生達が試みているのは
国や行政に頼るのではなく


地域が必要とするサービスを
地域の人と共に作り出すことひらめき電球


砺波市では「とくし丸」という
コンビニよりコンビニエンスな
移動スーパーが活躍しています車


約500品目の商品を積んでいて
自宅まで販売に来てくれるので
自分で好きな商品を選べます。


少人数用やリクエストも聞いて
次回の時に用意してくれるそうOK


結果、介護保険の買い物サービスを
利用しないで済むようになりました。


商品を届けるだけでなく
雨漏りは大工さんへ電球が
切れた時は電気屋さんなど 


”繋ぐ役目”をしているとくし丸は
もちろん医療とも結びついていますクローバー


また定期的に巡回しているので
地域の防犯や見守りの役割も
果たしているということです。


なんとATMの機能も装備するそう¥

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大掛かりな仕掛けではなくても
人が人に向き合うことで地域にある 
ニーズとサービスを繋げることは
可能だということが分かります星


現在、砺波市の”とくし丸”を
担っているのは元行政にいた人と
大学を卒業したばかりの若者だそう。


地域の中に地元のために働く
ポテンシャルを持った人達が


力を発揮するきっかけや仕組み作りを
佐藤先生達はやっているのです。 


介護保険から切り離され市区町村の
事業になる要支援のサービス。


今後”生活支援”をどうするのかはてなマーク
そのヒントになればと佐藤先生。


人手不足や制度の縛りのために
出来ないと諦めるのではなく


必要な支援を届けるために
出来ることは何かをそれぞれの
地域の事情に合わせて考えること。


地域の”いのち”と向き合う中で
佐藤先生達はあったら良いなを
丁寧に1つずつ形にしています。


たまたま佐藤先生は医師ですが
地域で仕組み作りをするのは


柔軟な発想を出来る人ならば
職種は関係ないと思いますひらめき電球


佐藤先生も人間ですので叫び


挫折や失敗を繰り返しながら 
歩んで来たと著書の中でも


書いていますが地域での看取りに
関しての取り組みはこちらの本を
読んでいただければと思います本

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生命体の「命」を救う医療と
1人の人生としての「いのち」を
見守り支える医療があり両方の


バランスを取ることが大切だと
佐藤先生はいつも話しています。


ナラティブとは1人1人の
歩んで来た人生の物語のこと。


”人に寄り添いお互いに支え合う”


当たり前の社会を創造するために
地域の中で地域のために自分に


出来ることは何かを考えて
行動していきたいと思いますニコニコ

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知行合一という言葉がありますが
知っていて行動しないのは
知らないのと同じことです。


”出来ないことはなく出来ることを”
母から学んだことを胸に。。。