20世紀最後 | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

20世紀最後

宝塚星組男役トップスターの
北翔海莉さんのサヨナラ公演


毎回恒例で母の親友だった
おばさんと一緒に観てきましたにひひ


1度はどこの組にも属さない
”専科”に移動した北翔海莉さん。


トップ就任はもう無いのかと
思われる中で柚希礼音さんの後を
引き継ぎ星組のトップスターにアップ


”長い道のりの果てに辿りついた”
トップに就任するまで約17年。。。


これは2番目の遅咲きだそう。


”とてつもなく苦しい時もあったが
それ以上にとてつもなく面白かった”


苦労したからこそ出会うべき人に
出会えたと感謝できる北翔さんクローバー

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ミュージカル「桜華に舞え」で
北翔さんが演じるのは幕末の動乱期


薩摩の貧しい下級武士でありながら
明治維新の立役者となった桐野利秋ひらめき電球


”命をかけて大切なものを守る”
愛する国や故郷、そして人。。。


陸軍少将を務めた実在の人物で
平和な世の中を作るために
”真心と義”を貫いたまさにラスト侍。


実は宝塚では歴史物の実在の人物を
描く作品が結構多いんですが今回も
渋いチョイスで見応えがありました星


北翔さんの艶と深みのある歌声
キレのある殺陣も格好良かったラブラブ


なんと言っても周囲を包み込む
向日葵のような笑顔が素敵でしたヒマワリ


戊辰戦争で薩摩に負けた会津藩の
八木永輝役を演じる礼真琴さん。


彼の魂を生かすのは復讐心だけ。


全身から滲み出る”狂気と凄み”
時代に翻弄され取り残された
武士の悲哀が胸に迫ってきました。


娘役もパーフェクトにこなす
稀有な男役の礼真琴さんですが
今回の着流し姿も似合ってましたにひひ


後輩のために就任時から3作品での
引退を決めていたという北翔さん。


”次の人にたくさんのチャンスを”
引き際の美学も見事ですクローバー


”今のまま頑張っていればいいよ”
昔の自分に言ってあげたいと
話していたのも印象的でしたひらめき電球


北翔さんの退団により全ての組の 
トップが21世紀世代に変わります。


1世紀を超え受け継がれていく宝塚音譜


次にどんなドラマが起きるのか
これからも目が離せませんにひひ