ダブル介護

ニッポン放送「ひだまりハウス」

俳優の布施博さんにお母様の

介護についてお話を伺いました

'御年82歳の婆さん、いよいよだ。

飯食った直後”ご飯何食べる”笑えない'

2015年8月の布施さんの

ブログに綴られた切実な文章。。。

鍋やレンジを焦がしてしまったり

5分前のことを忘れてしまったり

始めは歳のせいと考えていましたが 

洗剤を半分入れてしまったり

家までの帰り道を忘れるなど

これは只事ではないとお母様を

病院に連れて行ったところ

アルツハイマー型認知症と診断。

”まさかうちの母ちゃんが”と

布施さんは思ったそうです。

奥様と3人で同居していた布施さん。

今思えば離れて暮らすお母様の

妹さんはおかしいと感じていました。

ただ。。。

近くにいるからこそ緩やかに

変化するのを見ているので逆に

気づかないという話はよく聞きます。

そして在宅で介護を始めますが

実は奥様の母親も介護が必要で

”ダブル介護”の状況に直面します。

週2回デイサービスを利用しながら

布施さんが朝ご飯を作ったり

散歩に連れて行ったりしているそう。

お母様のことを中心に考えながら

仕事を続けている布施博さん。

サラリーマンと違いある程度は

融通が利く仕事ではありますが

長期ロケの時はどうしようかと

悩んでいらっしゃいました。

仕事は布施さんのために続けた方が

良いと朝田先生からアドバイス。

まだ介護は始まったばかりなので

借りられる手は何でも借りて

とにかくストレスを溜めないこと。

”他にもっと大変な人がいる”

こう繰り返していた布施さんは

大変なのは俺じゃなくかみさんで

本当に感謝しているとのこと

お母様が認知症になったのは

正直どうしようもなかった父親に

苦労させられたからかもと布施さん。

お酒飲みで高圧的な人だったそう。

もし嫌な思い出を認知症が

忘れさせてくれていたら。。。

息子の自分が何かしてもお母様は

ありがとうも言わないそうですが

奥様にはいつも感謝しているそう。

ある日、布施さんが出ている

少し昔のドラマを一緒にお母様と

観ていたところ10分ぐらいして

”これお前かい?”と気づいたそう

”笑い話にするのも大切なこと”

最近お母様を看取られた朝田先生。

専門家の朝田先生でも後悔があり

経験を踏まえた助言をされてました

ニッポン放送「ひだまりハウス」

俳優の布施博さんのインタビューは

来月18日にオンエアします

近くなりましたらお知らせしますね