さすがスター♪ | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

さすがスター♪

きのうはKAAT神奈川芸術劇場で
劇作家ブレヒトの音楽劇
『マハゴニー市の興亡』を観劇ひらめき電球

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中尾ミエさんが指名手配中の
女ボスを演じるというのでこれは
観なければと行ってきましたにひひ

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指名手配中の3人が荒野に作った
自由と快楽が手に入るという
楽園の街「マハゴニー」が舞台。


金に支配される人間の
繁栄と荒廃を描いた作品で


社会への皮肉が痛烈すぎて
1933年にナチスから上演を
禁じられた問題作だそうです。


ミエさんと共に逃亡しているのは
古谷一行さんと上條恒彦さん。


3人の”凄みのある胡散臭さ”に
登場シーンから圧倒されました。


”金で手に入らないものはない”


アラスカでの肉体労働で大金を稼ぎ
酒、女、ギャンブルを求めて
やってきたジム役を山本耕史さん。


そしてジムに買われる売春婦
ジェニー役をマルシアさんで
まさに音楽劇にぴったりの2人音譜


元々はオペラだったそうで
ミエさんの高音が素晴らしかったアップ


廃れゆく街の運命を知ってか
バンドが奏でる耳触りな音楽。。。


ミエさんとマルシアさんが
2人で歌い上げるシーンは
伴奏のリードも無しのアカペラ!!


楽屋に伺ったらミエさんも
”この芝居が出来たら他は怖くない”
とそれぐらい難しかったとのこと叫び


でも”私だから出来た”とニコリにひひ
やっぱり”スター”は凄いですね星


客席を大幅に削りステージの
奥行きを十二分に使っての舞台。


役者さんを真近で観られる
市民席という席もあり最後には
芝居に参加できるという特典付きひらめき電球


ミエさん始めほとんどの役者さんが
出ずっぱりなのもこだわりの演出。


マルシアさんと仲間の売春婦役の
女性陣の踊りがキレキレで
釘付けになってしまいましたラブラブ

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「マハゴニー市の興亡」は22日まで
神奈川芸術劇場にて上演していますクローバー