大人の流儀
文化放送「ゴールデンラジオ」
きょうのゲストは伊集院静さん
「不運と思うな。」が発売中です
”愛する人や大切な家族との別れ”
若くして亡くなった人は不運だと
思っていたという伊集院さん。
ですがどんなに短い生涯でも
この世に誕生したことには
喜びがあったはず。。。
その人生を不運と思うことは
失礼だと気がついたそうです。
”笑って泣いて笑う”が生きる姿
40歳で重度の障害者になり
49歳で末期がんで亡くなった母。
”母だけが何故こんな目に遭うのか”
私もそう思ったことがあります。
ですが母ががんと分かった時に
”人生は長さじゃなく深さだよ”
と弟が私に言ってくれました。
その通りだと思いました
出逢ったということは
いつか別れが来るということ。。。
だからこそ共に過ごせる時間が
大切だと母は教えてくれました。
「いやです。自分1人が幸せなんて」
東日本大震災で行方不明になった
娘さんを探し続けている父親に
「自分1人が笑う方が辛いことなら
辛いことを選ぶのも大人の男の選択」
伊集院さんはこう語りかけます。
沢山の別れを経験したからこそ
紡ぎ出された言葉が詰まった一冊。
「別離のこころの持ち方」を
備えておくことも礼儀と伊集院さん。
貴方はできていますか。。。
伊集院静さんの「大人の流儀」
5巻までAmazonのキンドルで
お読みいただくことができます
1巻目の「大人の流儀」では
亡くなった夏目雅子さんのことを
初めて伊集院さんが綴っています。
「前妻の夏目さんを失い
”途方にくれる”ということが
どういうことなのかを知った」
色々な修羅場をくぐり抜けてきた
自分の心が揺らぐ経験をするなんて
思ってもみなかったときょうの
ラジオでも話していました。。。
その1巻を大竹まことさんが
朗読したものを”オーディブル”という
Amazonのアプリで配信予定です
興味のある方はご利用ください