娘は宝物。。。 | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

娘は宝物。。。

ニッポン放送『ひだまりハウス』
エッセイストの安藤和津さんに
お母様の介護について伺いました。

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母一人娘一人まさに二人三脚で
歩んできた和津さんとお母様。


和津さんの父親は犬養毅氏の息子で
大臣も務めたことのある犬養健氏。


いわゆる"道ならぬ恋"でしたが
浅草生まれで気丈なお母様は
経済的に自立し娘を育てるために


料亭をはじめ女将としてお店を
女手一つで切り盛りされていました。


お母様にとって和津さんは"宝物"


まだ無名だった俳優の奥田瑛二さんと
結婚してからも同じマンションに住み


お孫さんのお弁当を作ってくれたり
色々世話を焼いてくれたそうですが


一日何十回も電話をかけてきたり
和津さんが作ったお弁当を捨てたり


そんな母の執着やライバル心などは
最初は"自分への愛情の裏返し"と
思い込んでいた和津さんは次第に
お母様を憎むようになりました。


しかし。。。


ピアノの月謝を先生に投げつけたり
テレビのリモコンを叩き壊したり
孫のお弁当に腐った食材を使うなど


次第に行動が常軌を逸したために
これはおかしいと病院に行ったところ


なんと脳腫瘍であることが判明。


お母様の人格の変化や数々の
奇行は病気のせいだったのです。


しかも腫瘍は30年ほどかけて
大きくなったもので手術は出来ず


あす死んでもおかしくないという
状況だと医師から宣告されます。


"家族全員でお母様を支えていこう"
在宅で介護することを決断します。


脳腫瘍が原因で認知症も発症し
排泄や入浴の介助が必要となり
24時間目が離せない状況に。。。


排泄を失敗してしまったお母様に
"俺だからいいよね"とご主人の
奥田瑛二さんが手を差し伸べたそう。


"本当の家族"になったと思った
瞬間だったと話していました。


お母様の介護、娘2人の子育て
さらにテレビの仕事もこなす
忙しい日々の中で和津さん自身も
体調を崩してしまい介護うつに。


食事が作れない、文章が書けない
笑えなくなってしまった和津さん。


そんな和津さんを支えてくれたのは
2人のお嬢様さんだったそうです。


"介護は愛"だと語る和津さん。
子供の頃やってもらった恩返し。


長女の安藤桃子さんが監督で
妹のサクラさんが主演を務める
介護をテーマにした映画『0.5ミリ』


父親の奥田さんがプロデュース
和津さんがフードコーディネート担当


まさに介護に向き合い家族の絆を
強めたからこそ完成した作品です映画

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ニッポン放送『ひだまりハウス』
安藤和津さんのインタビューは
来月5日にオンエアしますひらめき電球