他にはない☆ | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

他にはない☆

月刊『シニアビジネスマーケット』
5月号の"リーダーたちの肖像"

photo:01


有料老人ホームを手がける
サンケイビルウェルケアの
金井岳弘社長にインタビューひらめき電球


☞以下は以前掲載したものですニコニコ


大学時代は東大で昆虫学を
学んでいたという金井社長は
住友化学工業を経てホテルマンを
15年務めるという異色の経歴。


"生物学から介護の世界へ"


一見かけ離れているようですが
介護も人間の生態と向き合う仕事。


水分、栄養、排泄、運動は
すべて無関係ではありません。


必要な水分を適切に摂取することで
認知機能が改善することもあります。


下剤に頼る排泄は自然ではなく
腸の動きを整えるには食事や栄養を
正しく取る必要があるなど


お話を伺っているとやはり
社長というより"生物学者"。。。


介護は素人と言い切りますが
現場で懸命に働くスタッフに
心からの敬意を払いながら


自分達が提供するケアには
根拠と結果を求めたいと金井社長。


ホームに入居した時には
認知症の症状が重かった人が
適切なケアを積み重ねたことで
自立した生活が送れるまでに。


まだ施設に対してマイナスの
イメージを持っている家族も多く


"ここに入居して良かった"と
家族に思ってもらうことも
自分達の役目であるとのこと。


"他には無いものを作っていきたい"


介護報酬以外の収入がある
有料老人ホームの強みを生かし


介護職の待遇向上をしながら
ケアの質も高めていくことで


ウェルケアの理念である入居者の
"自立支援"に力を入れています星


自宅に戻る人がいてもいいし
ホームで暮らす人達同志が
支え合うことや地域の人達の
手も借りてゆくことなど


支えられる人と見るのではなく
高齢者1人1人が出来る役割を果たし
お互い支え合う存在になる事が目標。


"生物学とおもてなし"という
やりたかったことが出来た
自分の人生の二毛作は終わった。


次はみんながやりたいことを
サポートする側に回りたいとのこと。


"一歩下がってます"という
金井社長でしたが事務方の人は
"いやいや"と首を横に振ってました叫び


異色の経歴はハンデとせず
介護報酬に翻弄されずに
業界の構造を見抜く目を持つ
事業家でありたいと金井社長。


既存のサービスに囚われない
付加価値(バリュー)をつけた
ウェルケアだから成し得る
介護サービスを作っていき


そのサービスが全国に広まっていく
そんな流れを作りたいと話します。


老後は今まで食べたことのない
美味しい桃を見つけ出し
その桃を皆にお裾分けすること。


さすが生物学者ですコスモス


身近にあるささやかな喜びや
小さな幸せを探求する金井社長。


有料老人ホームのイメージを
変えていくチャレンジは
まだスタートしたばかりですクローバー

photo:02