教育から介護へ。。。 | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

教育から介護へ。。。

サービス付き高齢者向け住宅などを
展開する学研ココファンの
五郎丸徹社長にお話を伺いましたひらめき電球

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学研でパッと思い浮かぶのは
付録が楽しみだった小学生向けの
学習教材「科学と学習」ですニコニコ


学研が介護に参入したのは2004年
"学習ココファン"を立ち上げ
高齢者専用賃貸住宅をスタート。


当時の高齢者専用賃貸住宅は
バリアフリーなどの建物に関する
規制があるだけでサービス内容は
提供する事業者に任されていました。


そこでココファンでは生活支援や
介護医療サービスを受けられる
「高専賃+サービス」を考案。


これが国が60万戸の建設を目指す
"サービス付き高齢者向け住宅"の
モデルプランとなりました家


社長の五郎丸さんも入社時には
まさか教育から介護の世界に
自分が足を踏み入れるとは
思ってもいなかったと話します。


介護事業への参入のきっかけは
"学研のおばちゃん"だったそう。


訪問販売のセールストレーニングを
当時、担当していた五郎丸さん。


「家に居るのは高齢者ばかり」
現場で働くスタッフからの報告を聞き


少子化が進んでいることや
母親も働く共働き世帯が増え
子供向けの事業の行き詰まりを
いち早く感じ取っていました。


でも"ピンチはチャンス"です星


その声を受け高齢者の役に立つ
事業は何かを考え不足していた
高齢者向けの住宅を作ることに。


入居に何千万もかかるホームではなく
あくまでも"住まい"に拘りました。


失敗も沢山したと五郎丸さん。
試行錯誤を繰り返しながら
入居者が暮らし易くスタッフも
働き易いように改善を重ねます。


子供の教育に携わってきたことが
学研ココファンの大きな強みとなり


高齢者向けのサ高住と保育園を
同じエリアに作り多世代が
地域の中で交流できるという
独自性を生み出していきましたアップ


高齢者が子供と交流することで
脳が活性化することも東北大学との
共同研究で分かっていて認知症の
予防も期待できると五郎丸さん。


0歳から100歳という"一世紀差"の
多世代交流が出来るのは
高齢化の大きなメリットであり
歴史的に見ても素晴らしいことクローバー


数が増えているサ高住ですが
質に大きな差があるのも事実。。。


"始めたらやめられない"という
覚悟を持って参入する必要があり


ココファンは質を向上させる
フロントランナーとして業界を
牽引していきますと五郎丸さん。


更にサービス付き高齢者向け住宅を
地域包括ケアシステムの拠点に星


偶然ですが私も毎月参加している
鶴見の在宅医療の勉強会の会場は
実はココファンのサ高住でした。


地元の医療介護職が参加していますが
介護を通して"地域作り"を考える
拠点にサ高住がなっているのですアップ


"居心地の良い場所に成長はない"
今の状況に満足せず新たな挑戦を
続ける五郎丸さんの座右の銘ですニコニコ


ここ10年趣味だったゴルフもやらず
常に現場からの連絡に対応できるよう
電話を手元に置いてあるそう。。。


このインタビューコーナーに
登場する経営者の皆さんは本当に
365日介護のことを考えていますビックリマーク


超高齢社会の先も見据える五郎丸さん
日本の介護のハードとソフトの両方を
海外へ広めていくことも視野に。


ココファンのサ高住の一戸目は
創業者古岡秀人さんの邸宅跡地。


介護事業をスタートさせる
若い世代が出たらそうして欲しい。


時代の変化を見抜いていた
古岡さんからの遺言だったそう。


"時代は教育から介護へ"


世代交代の時期を迎えている
介護業界も柔軟で新しい発想を持った
若いリーダーが登場していますひらめき電球


時代はさらに"地域作り"へクローバー


日本の未来も決して暗くない
五郎丸さんのお話を聞いて
改めて実感することが出来ましたニコニコ