学びの時間 | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

学びの時間

お知らせがOA後ですみません叫びあせる


毎週日曜あさ6時25分からOAの
ニッポン放送『ひだまりハウス』
きょうのゲストは歌手橋幸夫さん。


(以下は以前アップしたものですクローバー)
photo:01


今から30年前に直面したお母様の
介護についてお話を伺っていますひらめき電球


橋幸夫さんと言えば『潮来笠』
末っ子の橋さんが芸能界に進むのを
後押ししてくれたのもお母様でした。


実は歌手デビューすることは
お父さんには内緒だったそうあせる


明治34年生まれのお母様は
お店の切り盛りをしながら
9人の子供を育てた昔気質の女性。


橋さんを可愛がってくれていた
お母様の異変に気づいたのは
80歳ぐらいの時だったそうです。


当時一緒に暮らしていた
お手伝いさんがお金を盗むなど
ありもしないことを訴えるお母様。


まだ痴呆症と言われていた時代で
専門家もおらず家族で話し合い
橋さん夫婦が同居することに。


物盗られ妄想や幻覚を訴えたり
徘徊を繰り返すようになります。


仕事が忙しい橋さんの代わりに
介護を担ったのは奥様凡子さん。
愚痴も言わず頑張ってくれたと
橋さんは言っていました。


お母様の様子について夫婦で
常に会話を交わしていたとのこと。


お母様の徘徊には理由があり
また排泄に関してもオムツを
隠したりするのは羞恥心からと
お母様の気持ちを思い計る橋さん。


奥様からのアドバイスで口紅を
お母様につけてあげると
嬉しそうに鏡を見ていたそう。


明治生まれで自分のことは
後回しにしてきた母もきっと
お洒落をしたかったはずと橋さん。


情報が少ない中で必死に認知症を
理解しようと努力されていました。


橋さんの名前を忘れてしまっても
お母様は『潮来笠』は覚えていて
看護師さんに歌ってもらったり


息子の橋さんに歌詞を書かせた
紙を大切に持っていたそうです星


橋さんはお母様の介護を綴った
『お母さんは宇宙人』という本を
出版しベストセラーになりました本


お母様も恐らく診断を受けていたら
レビー小体型認知症の可能性も高く
橋さんはレビー小体型認知症の
家族を支える会の設立に尽力。


30年経った今も橋さんは
認知症への理解を深めるための
講演会など活動を続けています。


母が母で無くなってしまう姿を
目の当たりにすることは辛く
認知症は不可解な病気であったが


介護の日々は"学びの時間"だったと
橋さんは振り返っていましたクローバー


72歳とは思えない若さの橋幸夫さん。
認知症は他人事ではなく自分が
介護される側になる可能性も。。。


"正しい知識を持ち認知症を理解する"
介護する側が穏やかでいることも
良い介護をするための秘訣とのこと。


今年芸能活動55周年の橋さんクラッカー
5年後の60周年まで頑張って
2020年の東京オリンピックを
迎えることが目標だそうですアップ


ニッポン放送『ひだまりハウス』の
ホームページから過去の放送を
簡単に聴くことができますので
聴き逃しても大丈夫です音譜


ぜひご利用いただければと思いますニコニコ