医原性サルコペニア | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

医原性サルコペニア

"在宅医療カレッジ08"きょう
お招きしたのは横浜市立大学附属
市民総合医療センター若林秀隆先生ひらめき電球

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テーマは『リハ栄養とサルコペニア』


"高齢者が退院後に寝たきりになる。
もしくは状態が悪くなって帰宅する"
そんな経験をしている方は多いはず。


肺炎などで入院すると指示される
"安静"と"禁食"は当たり前だと
思っていましたが実は根拠なく
やっている場合があると若林先生。


サルコペニアとは加齢や栄養不足
疾患などにより筋肉量や筋力
身体機能が低下した状態のこと。


退院後に寝たきりになっても家族は
年のせいや病気のせいだからと
仕方ないと思ってしまっていますが


高齢者は若い人よりも太りにくく
タンパク質などカロリーを
必要としているのに病院では
栄養管理が不適切なままで
毎日リハビリをさせていることも。


病院はサルコペニアの患者を
増やしている製造工場だと
若林先生は厳しく指摘しています。


この『医原性のサルコペニア』は
適切な栄養管理とリハビリにより
症状が改善する人はいるので


まずサルコペニアの原因は何かを
少なくとも2つの異なる職種が
関わって判断して欲しいと若林先生。


"当たり前のことを当たり前にやる"
若林先生はこう話していましたが
病院ではきちんと栄養管理が
行われていないのが現実です。


病院はもちろん在宅でも栄養管理が
適切に行われているかどうか
家族も目を配ることは出来るはず。


「栄養ケアなくしてリハなし」
このことを知っているだけでも
大きく違ってくるのではと思います。


仕方が無いと諦めずにチームで
高齢者のサルコペニア対策に
取り組む必要があると痛感しましたひらめき電球

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講義のあとも1人1人に丁寧に
対応して下さった若林秀隆先生ニコニコ
お忙しい中ありがとうございましたアップ

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