圧倒的な存在
三月大歌舞伎は三大名作のひとつ
通し狂言『菅原伝授手習鑑』
仁左衛門さんが道真役を務めます![クローバー](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/054.gif)
通しで上演されるのは13年ぶり![ひらめき電球](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
そして愛之助さん染五郎さん
菊之助さんが三つ子を演じます![星](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/112.gif)
なんて贅沢なんでしょう![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
![アップ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/173.gif)
菅原道真が大宰府に流罪になる
きっかけとなった「加茂堤」は
皇太子斎世親王と道真の養女
苅屋姫が密会する場面。
若い2人に逢瀬の場を設けたのは
三つ子の舎人の1人桜丸夫婦。
桜丸は菊之助さん妻を梅枝さん。
菊之助さんは舞台に登場しただけで
客席から"綺麗ね"と溜息が![ラブラブ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
苅屋姫の壱太郎さんが
あまりにも初々しかったので
梅枝さんがとても落ち着いて見え
安心して観ることが出来ました![アップ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/173.gif)
続いての「筆法伝授」は
菅原伝授の名のとおり菅丞相が
筆法の奥義を与えるという場面。
伝授されるのは武部源蔵は
菅丞相の奥方園生の前につかえる
腰元戸浪との情事を咎められ
勘当されていますが筆法の
後継者には認めてもらえます。
ただし「勘当と伝授は別」と
勘当を免じてはもらえず。。。
源蔵を染五郎さん戸波を梅枝さん。
またまた梅枝さん大活躍![合格](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/304.gif)
流罪となる菅丞相の息子菅秀才の
命を守るため源蔵は戸浪と共に
菅秀才を連れて落ち延びていきます。
菅秀才を戸波に背負わせる源蔵。
"菅原伝授"の四文字には単純に
筆法を伝授するという意味だけでなく
たとえ勘当されていても
元主人の若君を命をかけてでも
守り抜くという源蔵夫婦の覚悟が
ひしひしと伝わってきました。
染五郎さんとても良かったです![アップ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/173.gif)
そして神聖な役とされる菅丞相は
仁左衛門さんのお父様の当り役。
先代と同じように楽屋には
天神様の軸をかけて塩を盛り
舞台に立つ前にも身を清めるそう。
『この役は演技力ではなく
内面から醸し出されるもので
勝負しなければいけない』
太宰府へ向かう途中に立ち寄った
伯母の館で命を狙われる「道明寺」
自分が彫った木像が身代わりとなり
暗殺を免れるなど菅丞相の
神がかり的な姿が描かれています。
無念さや孤独、娘への愛情などが
押し殺した静かな演技に込められ
多くを語らないからこその
圧倒的な存在の大きさを感じました。
昨春に上演予定だったそうですが
右肩を痛めて休養していた
仁左衛門さんの復帰を待っていました。
『セリフに心を映していく
義太夫狂言の演じ方を伝えられれば』
と話していた仁左衛門さん。
勘三郎さん 團十郎さん
そして三津五郎さんと
名優を次々と失う歌舞伎界を
支える仁左衛門さんの気迫を
十二分に感じる通し狂言でした![クローバー](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/054.gif)
また夜の部も観に行ってきます![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
iPhoneからの投稿
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仁左衛門さんが道真役を務めます
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通しで上演されるのは13年ぶり
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そして愛之助さん染五郎さん
菊之助さんが三つ子を演じます
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なんて贅沢なんでしょう
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菅原道真が大宰府に流罪になる
きっかけとなった「加茂堤」は
皇太子斎世親王と道真の養女
苅屋姫が密会する場面。
若い2人に逢瀬の場を設けたのは
三つ子の舎人の1人桜丸夫婦。
桜丸は菊之助さん妻を梅枝さん。
菊之助さんは舞台に登場しただけで
客席から"綺麗ね"と溜息が
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苅屋姫の壱太郎さんが
あまりにも初々しかったので
梅枝さんがとても落ち着いて見え
安心して観ることが出来ました
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続いての「筆法伝授」は
菅原伝授の名のとおり菅丞相が
筆法の奥義を与えるという場面。
伝授されるのは武部源蔵は
菅丞相の奥方園生の前につかえる
腰元戸浪との情事を咎められ
勘当されていますが筆法の
後継者には認めてもらえます。
ただし「勘当と伝授は別」と
勘当を免じてはもらえず。。。
源蔵を染五郎さん戸波を梅枝さん。
またまた梅枝さん大活躍
![合格](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/304.gif)
流罪となる菅丞相の息子菅秀才の
命を守るため源蔵は戸浪と共に
菅秀才を連れて落ち延びていきます。
菅秀才を戸波に背負わせる源蔵。
"菅原伝授"の四文字には単純に
筆法を伝授するという意味だけでなく
たとえ勘当されていても
元主人の若君を命をかけてでも
守り抜くという源蔵夫婦の覚悟が
ひしひしと伝わってきました。
染五郎さんとても良かったです
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そして神聖な役とされる菅丞相は
仁左衛門さんのお父様の当り役。
先代と同じように楽屋には
天神様の軸をかけて塩を盛り
舞台に立つ前にも身を清めるそう。
『この役は演技力ではなく
内面から醸し出されるもので
勝負しなければいけない』
太宰府へ向かう途中に立ち寄った
伯母の館で命を狙われる「道明寺」
自分が彫った木像が身代わりとなり
暗殺を免れるなど菅丞相の
神がかり的な姿が描かれています。
無念さや孤独、娘への愛情などが
押し殺した静かな演技に込められ
多くを語らないからこその
圧倒的な存在の大きさを感じました。
昨春に上演予定だったそうですが
右肩を痛めて休養していた
仁左衛門さんの復帰を待っていました。
『セリフに心を映していく
義太夫狂言の演じ方を伝えられれば』
と話していた仁左衛門さん。
勘三郎さん 團十郎さん
そして三津五郎さんと
名優を次々と失う歌舞伎界を
支える仁左衛門さんの気迫を
十二分に感じる通し狂言でした
![クローバー](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/054.gif)
また夜の部も観に行ってきます
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