重介護ゼロ時代 | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

重介護ゼロ時代

きのうは筑波大学の山海嘉之先生と
国立病院機構新潟病院の中島孝先生
そしてNPO法人ALSが開催した
"HAL"治験報告会のお手伝いひらめき電球

photo:03


山海先生達が開発したHALの技術を
応用して身体が不自由でも
コミュニケーションが可能になる
デバイスを作って欲しいと
お願いしたのは3年前のことでした星

photo:01


きのうは最終段階まできた
"サイバニクススイッチ"の
デモンストレーションを実施ロボット
製品化まであと少しとのことアップ


photo:02


山海先生達は科学技術を使って
"重介護ゼロ社会"を目指すと宣言ニコニコ


10年20年待って下さいは
"何もやらない"というのと同じ。


4年5年の間に待った無しの課題を
スピードアップして解決するとのこと。


装着型介護ロボットスーツ"HAL"は
人間の脳が出している微弱な
"生体電位信号"を皮膚の表面から
キャッチすることができます。


例えば難病や脊損のために
身体が不自由な患者さんが
"足を動かしたい"と思うだけで


脳から出た信号をHALが感知して
手足の動きの代わりをしてくれます。


HALを使ったリハビリで
絶対に歩行困難と思われていた
患者さんが歩けるようになるVTRを
何度も見ていますが本当に感動です。


すでにドイツで医療用として
承認されていますが日本でも
まもなく使えるようになります。


神経難病のHAMの患者さんで
治験が進められていますが


将来的にはパーキンソン病
脊髄損傷、小児難病、片麻痺など
適応を拡大していきたいと中島先生。


また患者さんだけでなく
介護する側をサポートする
腰に装着するタイプも開発中です音譜

photo:04


"技術や科学を進歩させる
希少難病医療は最前線"


これまで病気を根本的に
治療できなければ意味がないと
研究側も思ってしまいがちでしたが


中島先生達は残存能力の向上や
進行を抑えるための研究に尽力。


またドラッグラグのように
新薬が完成しているのに
承認に時間がかかり患者さんが
使えないという事態を避けるため


山海先生は研究開発だけではなく
日本初の技術を日本から発信する為の
ルール作りにも取り組んでいますひらめき電球

photo:05


右半身麻痺と言語障害だった
母がもし今生きていたら。。。
そう思わずにはいられません。


医学や科学は必ず進歩していきます。
治らない病気でも諦めないで欲しい。


医師と科学者と患者が力を合わせ
不可能を可能にしていく瞬間を
これからもレポートしていきますクローバー



iPhoneからの投稿