新しい時代
2015年最初の宝塚を観劇
スウェーデン国王グスタフ三世の
波乱に満ちた人生を描いた
ミュージカル『白夜の誓い』
宙組トップの凰稀かなめさんは
この公演がラストステージ
腐敗した貴族政治を改め
国民のために改革を推し進める
孤高の王を気高く演じた凰稀さん
"ベルばら"も麗しかったですが
今回の宮廷服も凛として素敵でした
スウェーデンを属国としていた
デンマークから政略結婚で
嫁いできたソフィアを実咲凛音さん。
グスタフにも心に決めた人がいて
初対面の出会いは最悪
お互いに頑なな態度を崩せません。
ですがソフィアは国民のためを思い
国を治めようとするグスタフに惹かれ
グスタフもソフィアが密かに自分の
無事を祈ってくれていることを知り
氷がゆっくりと溶けるように
静かに心を通わせていきます
そんな中で政情不安になった
フランスからかつて愛した人
イザベルを脱出させたグスタフ。
『貴方にとって大切な人は
私にとっても大切な人』
その事を聞いても動じないソフィアを
『すまない。。。』とグスタフは
ギュッと彼女を抱きしめます。
言葉にならない深い愛情と
慈しみが全身から溢れていました。
初対面の時の2人が頑なだからこそ
グスタフのソフィアに向ける表情
目線や声音が柔らかく変化していく
様子がよく伝わってきました
そして実は友情モノが多い宝塚
"白夜"もメインはこちらだったかも。
凰稀さんと同時に卒業する
同期の緒月遠麻さんが
親友のアンカーストレム役。
"軍隊で国は豊かにはならない"
"これ以上血を流してはならない"
平和と国民の幸せを第一に
考えているグスタフに対して
アンカーストレムは
軍隊を増強するように迫ります。
ロシアなど大国の脅威に
打ち勝つためには武力が必要で
グスタフの言っていることは
甘く夢物語に過ぎないと。。。
グスタフの王としての願いは
今の時代にも通じる大切なこと
ですが現代でも分からない
為政者がいるくらいなので
18世紀では進歩的過ぎました
方やアンカーストレムも
グスタフを1人の人間として
守りたいと思っているのが
ひしひしと伝わってきました。
軍隊を強くして国を守ることは
グスタフを守ることになるのに
何故分かってくれないのか。。。
お互いの伝わらない想いが
大きな悲劇を引き起こします
'新しい時代の幕を開ける使命がある'
暗殺の恐れがあると止められても
国民と共に平和を祝いたいと
舞踏会に出席したグスタフを
待ち受けていたのは。。。
単純に好きよ嫌いよではない
友情モノが私は結構好きです
周りに反対されても信念を通す
1人の人間の生き方をきちんと
描こうとしていて見応えがあります
宙組次期トップは朝夏まなとさんで
バトンも次の世代に託されました
いよいよ101周年の宝塚が開幕
今年も宝塚をしっかりと
目に焼き付けたいと思います
スウェーデン国王グスタフ三世の
波乱に満ちた人生を描いた
ミュージカル『白夜の誓い』
宙組トップの凰稀かなめさんは
この公演がラストステージ
腐敗した貴族政治を改め
国民のために改革を推し進める
孤高の王を気高く演じた凰稀さん
"ベルばら"も麗しかったですが
今回の宮廷服も凛として素敵でした
スウェーデンを属国としていた
デンマークから政略結婚で
嫁いできたソフィアを実咲凛音さん。
グスタフにも心に決めた人がいて
初対面の出会いは最悪
お互いに頑なな態度を崩せません。
ですがソフィアは国民のためを思い
国を治めようとするグスタフに惹かれ
グスタフもソフィアが密かに自分の
無事を祈ってくれていることを知り
氷がゆっくりと溶けるように
静かに心を通わせていきます
そんな中で政情不安になった
フランスからかつて愛した人
イザベルを脱出させたグスタフ。
『貴方にとって大切な人は
私にとっても大切な人』
その事を聞いても動じないソフィアを
『すまない。。。』とグスタフは
ギュッと彼女を抱きしめます。
言葉にならない深い愛情と
慈しみが全身から溢れていました。
初対面の時の2人が頑なだからこそ
グスタフのソフィアに向ける表情
目線や声音が柔らかく変化していく
様子がよく伝わってきました
そして実は友情モノが多い宝塚
"白夜"もメインはこちらだったかも。
凰稀さんと同時に卒業する
同期の緒月遠麻さんが
親友のアンカーストレム役。
"軍隊で国は豊かにはならない"
"これ以上血を流してはならない"
平和と国民の幸せを第一に
考えているグスタフに対して
アンカーストレムは
軍隊を増強するように迫ります。
ロシアなど大国の脅威に
打ち勝つためには武力が必要で
グスタフの言っていることは
甘く夢物語に過ぎないと。。。
グスタフの王としての願いは
今の時代にも通じる大切なこと
ですが現代でも分からない
為政者がいるくらいなので
18世紀では進歩的過ぎました
方やアンカーストレムも
グスタフを1人の人間として
守りたいと思っているのが
ひしひしと伝わってきました。
軍隊を強くして国を守ることは
グスタフを守ることになるのに
何故分かってくれないのか。。。
お互いの伝わらない想いが
大きな悲劇を引き起こします
'新しい時代の幕を開ける使命がある'
暗殺の恐れがあると止められても
国民と共に平和を祝いたいと
舞踏会に出席したグスタフを
待ち受けていたのは。。。
単純に好きよ嫌いよではない
友情モノが私は結構好きです
周りに反対されても信念を通す
1人の人間の生き方をきちんと
描こうとしていて見応えがあります
宙組次期トップは朝夏まなとさんで
バトンも次の世代に託されました
いよいよ101周年の宝塚が開幕
今年も宝塚をしっかりと
目に焼き付けたいと思います