自宅を選ぶには。。。
ニッポン放送『ひだまりハウス』
あすは終末期に関する意識調査について
朝田先生に解説していただきます
「人生の最終段階における
医療に関する意識調査」は
一般人、医師、看護師、介護職を
対象に厚労省が約5年に1度実施
今回で4回目になります
実は記者時代に過去2回の
調査結果については取材していて
これまで調査の目的は終末期の時に
"無駄な延命治療は必要ない"という
結論を導き出すことにありました。
ですので前回までは人工呼吸器や
心肺蘇生措置などの延命治療という
言葉が多用されていました。
がしかし。。。
今回は延命治療の中止ではなく
最終的に受けたい医療や
受けたくない医療について
聞いている点が大きな変更です。
ただ残念なのは調査表の
回収率が低すぎることです
一般人、専門職も前回より
10%前後回収率が低下していて
医師は約28%しか答えていません
朝田先生も年齢別にみた回収率で
"70歳以上"以外の年齢では全員
これまでで最低の回収率だと指摘。
終末期医療への関心は
まだまだ低いと痛感しました。
終末期の医療について家族と
話し合ったことがある人は
半数ぐらいという結果でしたが
実際に書面にしている人は
一般人が3.2%、医師が5%など
どの職種も1割もいない結果に。
"終末期にどこで過ごしたいか"では
今回はがん、心臓病、認知症
交通事故で意識がないケースと
別けて想定したのは良しとしますが
"末期がんで呼吸が不自由で
痛みがない"という意味の分からない
具体例がありちょっとでした。
前回の調査を取材した時にも
役所の担当者に指摘したのですが
『もしどんな条件が揃ったら
最期の場所に自宅を選ぶか』を
みんなに聞くべきであって
これこれこうで辛くて何も出来ない
状況ですがどうしますかと聞けば
病院を選択するしかありません。
終末期に求められるものが何か
より具体的にイメージできて
医療現場にフィードバック出来る
そんな結果が出るような調査を
次回は期待したいと思います。
さて番組ではリスナーのみなさんの
体験談やご意見を募集しています
メールやお便りお待ちしています。
ニッポン放送『ひだまりハウス』
毎週日曜あさ6時25分から6時55分
ホームページからも過去の放送が
聴けますのでご利用ください☞
http://www.1242.com/program/hidamari/
iPhoneからの投稿
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朝田先生に解説していただきます
「人生の最終段階における
医療に関する意識調査」は
一般人、医師、看護師、介護職を
対象に厚労省が約5年に1度実施
今回で4回目になります
実は記者時代に過去2回の
調査結果については取材していて
これまで調査の目的は終末期の時に
"無駄な延命治療は必要ない"という
結論を導き出すことにありました。
ですので前回までは人工呼吸器や
心肺蘇生措置などの延命治療という
言葉が多用されていました。
がしかし。。。
今回は延命治療の中止ではなく
最終的に受けたい医療や
受けたくない医療について
聞いている点が大きな変更です。
ただ残念なのは調査表の
回収率が低すぎることです
一般人、専門職も前回より
10%前後回収率が低下していて
医師は約28%しか答えていません
朝田先生も年齢別にみた回収率で
"70歳以上"以外の年齢では全員
これまでで最低の回収率だと指摘。
終末期医療への関心は
まだまだ低いと痛感しました。
終末期の医療について家族と
話し合ったことがある人は
半数ぐらいという結果でしたが
実際に書面にしている人は
一般人が3.2%、医師が5%など
どの職種も1割もいない結果に。
"終末期にどこで過ごしたいか"では
今回はがん、心臓病、認知症
交通事故で意識がないケースと
別けて想定したのは良しとしますが
"末期がんで呼吸が不自由で
痛みがない"という意味の分からない
具体例がありちょっとでした。
前回の調査を取材した時にも
役所の担当者に指摘したのですが
『もしどんな条件が揃ったら
最期の場所に自宅を選ぶか』を
みんなに聞くべきであって
これこれこうで辛くて何も出来ない
状況ですがどうしますかと聞けば
病院を選択するしかありません。
終末期に求められるものが何か
より具体的にイメージできて
医療現場にフィードバック出来る
そんな結果が出るような調査を
次回は期待したいと思います。
さて番組ではリスナーのみなさんの
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