流れに逆行。。。 | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

流れに逆行。。。

きのうは岡山で開催された
住宅を中心にした介護事業の
セミナーでお話させていただきましたひらめき電球

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ご一緒したのは創刊8年になる
高齢者住宅新聞の網谷敏数さんメモ


4月からの診療報酬改定で
儲けすぎを理由に大幅に減額される
有料老人ホームなどへの
"訪問診療"について網谷さんが解説ひらめき電球


介護付き有料老人ホームや
サービス付き高齢者住宅など
「同一建物」で複数の患者を
同じ日に診察する場合の診療報酬が
およそ4分の1の減額になります。


有料老人ホームなどに
入居する患者を紹介する見返りに
医療機関から手数料を受け取る
患者紹介ビジネスが問題に
なっているという新聞報道がきっかけ。


確かに紹介ビジネスは問題ですが
診療報酬の大幅引き下げは
地道に在宅医療に従事してきた所に
深刻な影響を及ぼすと網谷さん。


実際に網谷さんが行った
アンケート調査によりますと
8割近くが減収になると答え


「真面目にやっている
医師まで巻き込まれた」
「在宅の流れに逆行している」


「いきなりで乱暴」などの
理由から納得できないと
怒りの声があがっていますパンチ!

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網谷さんは厚生労働省はまずは
実態調査をきちんとした上で
不適切な医療機関に監査に入るなどの
対策を取るのが先だったと指摘星


サービス付き高齢者住宅の
建設を推奨するなど
これまで国は"在宅"の方針を
強く打ち出してきましたが


"在宅医療"に大きな影響を
与えることは間違いありません。


網谷さんによりますと
影響が出始めるのは6月ぐらい。


廃業する診療所が増えれば
介護施設側は新たな医療機関を
探さなければなりませんが
そう簡単には見つかりません。


さらに診療の内容が同じなのに
一軒家と施設で診療報酬に
格差が生まれることになります。


ただでさえ整備が進まない
"在宅"を国はどうしたいのか。。。
行き当たりばったりでは
現場が混乱するだけです。


本来なら一生懸命やっている
医師を評価するシステムこそ
導入すべきだと思いますクローバー




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