それでも憎まない。。。

ぜひ読んでいただきたい
一冊を紹介したいと思います

世界一大きな収容所と言われる
ガザ地区の難民キャンプで
生まれたイスラエル初の
パレスチナ人医師の本です。


イゼルディン・アブエライシュ医師は
日本に住む私達には到底想像できない
数々の苦難を乗り越えて医師に。


ガザ地区とイスラエルの病院を
行き来するための検問所でも
屈辱的な思いを何度も経験しながら


そして妻の臨終に立ち会うことも
理不尽な理由で邪魔されたり
愛する娘達を爆撃で殺されても。。。


アブエライシュ医師は憎しみと
復讐のスパイラルに陥るのではなく
彼の家族に起きた悲劇的な
喪失は何かの役に立つと信じ


医療により分断された中東の
"架け橋"になる決意をしました。


平和のためにはお互いに対する
無知と闘うことが大切だと訴えます。


"中東の現状がどんなものか
知る勇気を持って下さい"
アブエライシュ医師のメッセージ。


"悪魔が生き延びるためには
善良な人が何もしなければいい"


意思だけでは十分ではなく
行動しなければならないとも。


"無関心"は最も手強い敵です。
私もずっとこの見えない敵と
伝えることを武器に闘っています。


「メディアが伝えていないじゃないか」
というお叱りの言葉を真摯に受けとめ


誰にとっても身近であるはずの
医療や介護の問題に1人でも
多くの人に関心を持ってもらうために


気づきのきっかけの種を
蒔いていきたいと思います


ぜひ気づいた方はその種に
水を与えてあげてください


"花が咲きまた種が出来る"
負の連鎖ではなく希望の連鎖を。。。


イスラエル初のパレスチナ人医師
イゼルディン・アブエライシュさんの
『それでも、私は憎まない』
亜紀書房から出版されています


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