一人歩き。。。

硬派な火曜ダンディゲストは
岩上安身さんとフィフィさん


夜8時過ぎに衆議院本会議で
強行採決された特定秘密保護法案を
岩上さんに解説してもらいました。


国家機密の必要性を認めながらも
情報の公開原則とのバランスに
配慮すべきと勧告している
『ツワネ原則』を岩上さんが紹介。


ツワネ原則は今年6月にまとまった
「国家安全保障と情報への
権利に関する国際原則」で


国連関係者を含む70カ国以上の
専門家500人以上が携わり
2年以上かけて作成されたもの。


日本の特定秘密保護法案の審議に
この新しい国際的議論の成果は
反映されていないと岩上さん。


また欧米では情報公開を
重視する方向に進んでいる中で


焦点となっていた客観的に
秘密をチェックする第三者機関も
設置に向けて努力するに留まり


また特定秘密指定の解除や
文書の保存のあり方などは今後
有識者による検討をするとのこと。


何が秘密なのか曖昧なまま
そして情報公開に関しては
十分な議論もされないまま
法律だけが作られようとしています。


法律は一度成立してしまったら
必ず一人歩きしてしまいます。


法律を柔軟に運用することは
現場の判断では難しいのが現実で
法律で決められているから
"ダメなものはダメ"という場面を
これまでも沢山みてきました。


責任をとりたくない政治家や官僚は
不作為などを法律のせいにして
不利益を被るのはいつも国民側です。


"それは秘密です"の一言で
全てが隠され記録も廃棄されれば
歴史の検証も出来なくなります。


本当に国民を守るための法律ならば
もっとじっくり時間をかけて
議論すべきではないでしょうか？


あすの"ゴールデンラジオ"でも
この特定秘密保護法案について
大竹さんも言いたい事が沢山あるはず。


私も無力で何も出来ていませんが
仕方が無いと諦めないで
この問題を考えていきたいです。


文化放送『ゴールデンラジオ』は
あす午後1時から生放送です







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