"矛盾"と"葛藤" | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

"矛盾"と"葛藤"

沢山の励ましのメッセージ
寄せていただき感謝ですショック!あせる


落ち込んでいる時は
涙を流すのもひとつの方法と
映画『風立ちぬ』を観てきましたひらめき電球

photo:01


宮崎駿監督の5年ぶりの作品映画


実在の人物を取り上げるのは初めてで
完成した映画を観て宮崎監督自身
泣いてしまったそうです星


色々、賛否両論あるようですが
この映画には戦時中に
言葉に出来なかったであろう
様々な"矛盾"と"葛藤"が
描かれていたように感じましたクローバー


仕事に本腰を入れるために
家にも帰れない忙しい設計士が
結婚するという矛盾。


貧しい日本が戦闘機を作る矛盾。


美しい飛行機を作るのが夢なのに
それが戦争の道具であるという矛盾。


"死に向かう飛行機"を
日本だけでなくイタリアやドイツでも
それぞれの国の技術者が葛藤を
抱えながら作っている。


もし違う時代に生まれたら
人を楽しませるために
飛行機を作れたのに。。。


堀越氏の夢の中に何度も登場する
イタリアの設計士カプローニ。


叶わぬ夢と厳しい現実の間で
揺れ動く心理が監督ならではの
手法で表現されていました。


登場人物達が抱える矛盾は
もしかしたらそのまま宮崎監督の
抱えて来た矛盾なのかもしれません。


そして"再び会えない"と
お互いに分かっていながら
その事を口に出来ずに
別れるシーンに弱い私あせるあせる

photo:02


愛する人のそばにいたいと
菜穂子は病院を抜け出します。


零戦を完成させた堀越氏を
愛おしそうに見つめる彼女。


すでに別れを決断しているなと
思ったら涙が止まりませんでした。


横たわる零戦の残骸を前に
"零戦は一機も帰ってこなかった"と
堀越氏がポツリとつぶやくシーン。


戦地で散った名もなき兵士にも
家族、妻、恋人、友人がいて
伝えたかった想いがあったはず。


"生きて再び抱きしめたい。
でも絶対に生きては帰れない。。。"


"死"と隣合わせの時代、そして
悲しみ、矛盾、葛藤に満ちた時代に


一生懸命生きた人達に想いを馳せながら
"イマジネーション"を働かせて
観て欲しい映画ですクローバー


きょうで41歳も終わりショック!
明日から新しい一年が始まりますひらめき電球


自分のことで悩めるだけで幸せですね。


生きたくても生きられなかった
人達の分も"生きねば"そう思います星








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