IBDを知っていますか? | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

IBDを知っていますか?

皆さんは"IBD"という
病気をご存知ですか?


IBDは原因不明の炎症性腸疾患で
潰瘍性大腸炎とクローン病の
2つの病気のことをさします。


患者数は潰瘍性大腸炎が13万人以上
クローン病が3万人を超えていて
ここ20年でなんと5倍に増えていますあせる

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きょう5月19日を"IBDを理解する日"に
認定するイベントをお手伝いしましたひらめき電球


闘病の経験をお話してくれた
全国のIBD患者を支援する
IBDネットワークの
萩原英司さんと中山泰雄さん星
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お2人とも10代20代でIBDを発症。
病気のことを職場や学校など
周囲の人に打ち明けられずに
症状を悪化させてしまったり


食事制限のため飲み会に行けず
付き合いが悪いと思われたり
仕事中に頻繁にトイレに行くことを
理解してもらえなかったり。。。


先生でさえIBD患者を初めて
診察するという状況だったそうです。


患者さんが病気を履歴書に
書くかどうか悩まないですむように
IBDが語れる環境を作るために
2人は活動されています。

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またイベントにはクローン病の
疑いと診断されたことのある
女優の山田まりあさんも参加。


確定診断はされていませんが
2003年頃、舞台中に下痢や嘔吐
激しい腹痛などに悩まされたそう。


まだ20代で不摂生のせいと言われたり
弱音をはけず孤独感を感じたと
当時のことを話してくれました。


進学、就職、結婚など
人生の節目を迎える10代20代。


病気が原因で選択肢が
制限されない社会にするためには
周囲の理解と配慮が必要です。


厚生労働省の研究班の一員も務める
大船中央病院の上野文昭先生は


"適切な治療を継続することで
安定した状態を保ち
進行させないことが大切"と指摘。


現在、多くの若い医師達が
このIBDの治療研究に積極的に
取り組んでいるそうですひらめき電球


特定疾患に指定されている
IBDの原因がわかる日も遠くないと
上野先生は期待を寄せますクローバー


実は小児にも増えてきているそうで
まず大人が正しく理解しサポート体制を
作る必要があると感じました星

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