理不尽な運命。。。

映画「藁の楯」を観ました


"命をかけて守る価値があるのか？"
最後まで突き付けられる問い。


幼女を乱暴殺害した容疑者を
警視庁まで護送するSP役を
大沢たかおさんと松嶋菜々子さん。


「敵か？味方か？」


10億円というお金のために
誰もが悪魔に魂を売る可能性があり
身内さえも信じられない状況の中
2人は任務を遂行できるのか。。。


魂を売った人間も悪人ではなく
弱さにつけこまれてしまっただけ。

犯人役の藤原竜也くんの最低人間ぶりに
自分の中にも嫌な感情が巻き起こり
心がザワザワさせられました


誰しも許せないと思う人が
人生の中でいるかもしれません。


でもどんなに憎くても
憎しみを生きる糧にしてしまっては
生きながら死ぬ苦しみを味わうことに


憎しみに飲み込まれてしまっては
自分を見失い人生さえ失うことに。。。


理不尽な運命に出遭っても
自分は人として理性を保てるか？
とても考えさせられる映画でした。



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