老いも若きも | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

老いも若きも

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ラジオNIKKEIでお送りしている
"集まれ!ほっとエイジワイド!"
きのうのゲストは樋口恵子さんでした音譜


80歳とは思えないほど
パワフルな樋口さんでしたが
肉体の衰えは避けられず
介護問題は他人事ではないと言います。


そんな樋口さんが代表を務める
"高齢社会を良くする女性の会"の
メンバー5人で北欧を視察。


スウェーデンなど北欧でも
核家族化や1人暮らしが進んでいるのに
何故「在宅死」が多いのか?


鍵を握るのはやはり"訪問看護師"
日本は1000人に0.4人ですが
スウェーデンでは4.2人と10倍ビックリマーク
圧倒的に数が違いますショック!


そんな看護師の役割も大きく
市営老人住宅には夜間も常駐し
痛みのケアのためのモルヒネを
管理するなど終末期医療を行います。


日本でも付けない方向に動いていますが
延命のための胃瘻は付けないとのこと。


また病院は最期を迎える場ではなく
自宅やケア付き住宅に帰る際に
どのような医療、看護、介護が必要か
診断し判断するための場だそうです病院


終末期に必要なのは
高度な医療ではなくケアだと
母を在宅で看取った時に
私も強く感じましたが


まさに北欧での在宅の中心は
医療行為とケアができる
訪問看護師なのです。


そして忘れてはならないのは
医療や介護の現場だけでなく
男女平等の意識が北欧の社会には
しっかり根付いていることクローバー


残念ながら未だ日本では
介護や保育のために女性がキャリアを
諦めざるを得ない状況ですダウン


そんな中、樋口さんが提案するのはひらめき電球
「ワーク・ライフ・バランス」から
「ワーク・ライフ・ケア・バランス」


"ケア"とは「自立、そして
より良い状況を作るための支え」であり
保育、介護、医療、看護のこと。


つまり上の世代の老いを支えて看取り
下の世代の自立と成長を支える
営み全てを指しています星


ワークは男性、ライフは女性という
考え方はもうナンセンスなのですNG


老いも若きも男も女も参画し
仕事と生活、そしてケアの
バランスが取れた社会を目標にした
政策の実行を樋口さんは訴えます。


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まだまだお話伺いたかったですが
1時間では全然時間が足りませんでしたあせる


"あと一回海外をみたい"と樋口さん
安楽死が合法化されている
オランダの現状を視察しようと
浅川さんと話していらっしゃいました。


樋口さん世代に負けてはいられませんひらめき電球
介護に関心がない若い世代にも
"危機感"を持ってもらえるように
私も発信し続けますかお

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