納得して選択する☆ | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

納得して選択する☆

きょうは秋葉原で開催された
"もっと知って欲しい腎がんのこと"の
お手伝いをしてきましたかお

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ご一緒したのは東京女子医大
泌尿器科の近藤恒徳先生と
腎がん体験者の下嶋憲次さん。
近藤先生は下嶋さんの主治医です星


一年間に腎がんと
診断される人は約1万9000人。


肺がんや大腸がんと
比べると少ないですが
20年前と比較すると腎がんは
3倍に増加しているそうです。


また画像診断の進歩により
7割以上の人が症状がないうちに
見つけられるようになりました。

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そして注目なのは腎がんの薬物療法が
ここ5年の間に格段に進歩していること。


従来の抗がん剤はがん細胞を殺す
能力に重点が置かれてきたため
同時に正常細胞も傷つけてしまい
多くの副作用が出ていました。


ですが分子生物学の急速な進歩により
がん細胞だけが持つ特徴を分子レベルで
とらえられるようになりました星


それを標的とした薬が
"分子標的薬"と呼ばれる新薬です。


2009年に腎がんと診断された
下嶋さんは手術で取りきれなかった
心臓の静脈のがんの進行を抑えるために
現在、抗がん剤治療をしています。


発見された時に医師から
"あと1年"と言われた下嶋さん。


今年の9月でがんになって
丸3年になりますが治療を続けながら
週2回仕事をしているそうです。

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また少し量を減らしながらも
好きな晩酌は欠かさないとのことひらめき電球


下嶋さんは近藤先生に
治療のことはもちろん何でも
疑問に思ったことは聞いているそうです。


治療の選択肢が増えているからこそ
何を優先したいのかなど
きめ細かいコミュニケーションを
先生と取ることが大切ですクローバー


新しい治療薬には
また違った副作用もあります。


納得して選択するためにも
確かな情報をこれからも
届けていきたいと思いますひらめき電球


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