治療の道が。。。

あすBS日テレで放送される
"生命のハーモニー"のテーマは
『心房細動』による脳梗塞の予防です。


不整脈のひとつ『心房細動』は
脳梗塞の原因として問題視されています。

今回は『不整脈治療』に
長年携わっている青森の
弘前大学医学部附属病院循環器内科の
奥村謙先生にお話を伺いました


心房細動が起きていると
心房が細かく震えて
十分な収縮が行われません。


そのため心房内で血液がよどみ
血液が固まってしまい
"血栓"が出来てしまうのです。


心臓の中で出来た血栓は大きく
脳の血管まで運ばれると
脳の太い動脈がつまる
"心原性脳梗塞"が起きてしまいます。


心原性脳梗塞は脳梗塞のうち
3割を占めているそうです。


まずは心房細動の原因と
なっている病気を治療します。


次に心房の中で血栓が出来ないように
血液を薬で固まりにくくする
『抗血栓療法』という治療法があります。


ただこの『抗血栓療法』に
これまで長く使われてきた
"ワルファリン"は出血し易い副作用や
一部の治療薬と併用出来なかったり
食べ物の制限があるので


薬の副作用と脳梗塞予防との
バランスを考えて抗血栓療法をするか
検討する必要がありました。


そんな中、去年登場した新薬
"ダビガトラン"は出血のリスクが少なく
他の治療薬の使用や食べ物の制限が
ほとんどないそうです。


ですのでこれまで薬による治療が
出来なかった患者さんにも
治療の道が開けたと奥村先生。


"心房細動"による脳梗塞の予防は
日々進歩していますが


まずは不整脈にならないように
食生活などの生活習慣を
改善することが第一です


不整脈の症状があったら放置せずに
お医者さんに相談して欲しいと
奥村先生は話していました



🌟放送日🌟
BS日テレ「生命のハーモニー」
12月22日(土)午前8時半～9時
"心房細動"による脳梗塞予防

☞http://www.bs4.jp/harmony/



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