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消費税だけでは。。。

ラジオNIKKEI
「集まれ!ほっとエイジ
~シニア予備校~」

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12月4日と11日のゲストは
学習院大学経済学部経済学科の
鈴木亘教授ですニコニコ


『だまされないための
年金・医療・介護入門』
『社会保障の「不都合な真実」』
『年金問題は解決できる!』などの
著書がある鈴木さん。


現行の5%から10%への
引き上げが決まっている消費税¥


ですが消費税だけで
財政を健全化させるためには
"13%"の税率UPが必要だと
言われています。


このまま制度や給付を
抜本的に見直さなければ
2050年には消費税は30~40%に。。。


鈴木さんに厳しい局面にある
日本の社会保障の現状を伺いました。


そもそも日本の年金、医療、介護、
雇用保険などの社会保障制度は
「社会保険方式」です。


社会保険方式とは
受益に伴った「保険料」で
負担を賄う方式のはずなんですがショック!


基礎年金、介護保険、
高齢者医療の半分は
「国庫負担」や「公費負担」
つまり税金で賄われているのです。


社会保険方式を取っている
国々の中ではまったくあり得ない
異常な税投入の規模だそうです。


国庫負担や公費負担だからといって
国が私達の代わりに
払ってくれているわけではありません。


どんなお金持ちでも社会保障費の半分が
税で補助されるということになり
極めて"不適切な再分配"であり


さらにその税金を
払っているのは現役世代で
まさに「持たざる若者」から
「持てる高齢者」への逆再分配だと
鈴木さんは指摘しています。


"世代間格差"を解消するために
少子高齢化に見合った
社会保障のあり方を
鈴木さんは提案しています。


支え手が激減する中では
現役世代の保険料で給付を賄う
"賦課方式"はもはや限界です。


自分の分を自分で積み立てる
"積み立て方式"に移行することや
高齢者の固定資産税や金融資産への
資産課税など色々お話を伺いました星


税金であれ保険料であれ
社会保障を維持していくためには
その国に住む人間が
負担しなければなりません。


社会保障の中身を話し合う
国民会議がようやくスタートしましたが
やはり"納得して"負担できる
制度作りを期待したいですクローバー


🌟放送日🌟
ラジオNIKKEI
集まれ!ほっとエイジ
~シニア予備校~
学習院大学経済学部経済学科の
鈴木亘教授編は12月4日と11日です音譜

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