世界初のテクノロジー♬ | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

世界初のテクノロジー♬

photo:06


以前このブログでも紹介した
装着型介護ロボットスーツ「HAL」を
開発した筑波大学の山海嘉之先生達が
世界初の技術を新たに発表しました音譜


重篤な筋肉の萎縮と筋力低下をきたす
筋萎縮性側索硬化症(ALS)の
患者さんなどの意思疎通を
サポートする技術です星


山海先生が開発した
「HAL」は脳が出している微弱な
"生体電位信号"を皮膚の表面から
検出することができます。


つまり自分で身体が動かせない
患者さんが脳から出した信号を
「HAL」が感知し手足の動きの
代わりをしてくれるのです。


photo:02


その応用編で患者さんの皮膚に
信号をキャッチする特殊なパットを貼り
既存のパソコンに繋ぐことで
キーボードを操作するというもの星


世界にひとつしかない装置ですアップ


自由にパソコンを操る事ができる
この世界初の画期的な技術により
コミュニケーションが可能になります。

photo:03


"夢と現実のかけはし"
指先さえ動かせないALSの患者さんが
私達の目の前で打ち込んだ言葉です。


また"技術の進歩が
病気の進行を追い越した"とも。


ALSなど難病の患者さん達は
意思の疎通の難しさから
本人も家族も厳しい状況に
置かれています。


ALSでお母さんを亡くした家族の方が
もしこの技術があれば私達の選択は
違っていたと涙を流されました。


もし私の母が生きている時に
この技術があれば母が何を思い
日々を過ごしていたのか
知ることができたかもしれません。


ALSだけでなく事故による脊椎損傷や
脳血管障害の患者さんなど
コミュニケーションが困難な人の
福音になることは間違いありません。


身体が不自由になっても
"想いを伝える"ことが自由にできたら
見える世界は必ず違うものになるはず。

photo:04


まだ名前がついていないのですが
山海先生達は来年中の
実用化を目標にするとのことアップ


元々のHALの技術は
世界からも注目されていて
ドイツ、スエーデンでも
HALを取り入れたリハビリセンターが
設立されたそうです病院


山海先生やスタッフは
世界を飛び回っていて
寝る暇がないそうですがあせる


先生達の日々の努力で
日本発の革新的な技術が
世界に広がっていますキラキラ


photo:05


今は治療法がない難病でも
技術の進歩により
生活の質を向上できる日が
もう目の前にやってきていますひらめき電球


"テクノロジー"を
社会や人間が支え合うためにクローバー


患者、家族、医師そして
技術者が協力して
世に送り出したテクノロジーが


必要とする人の元に届くように
私は伝えることでお役に立ちたいですかお


iPhoneからの投稿