バリアを溶かす。。。

映画「最強のふたり」を
やっと観ることができました


実話に基づいた映画で
事故で全身麻痺となり
車いす生活を送る富豪フィリップと
図らずして介護役に抜擢された
スラム出身の黒人青年ドリスの物語。


"ありのままを受け入れる"
本人にとっても周囲の人にとっても
とても難しいことです。


「特別扱いしなかった」
介護役として採用された理由です。


私の母も病気のため
突然、車いすの生活になりましたが
母が元気になる夢を何度も見ました。


本人はもっと沢山夢見たと思います。
でもそれは不可能なこと。。。


ならば車いすでも言葉が不自由でも
"母は母"と考えるようにしました。


私達家族がいなければ
母は何も出来ないではなく
"私達がいれば何でもできる"


そんな『発想の転換』が
私の介護を変えてくれました


身体が不自由になっても
母の心は自由でした


気を使っているといつの間にか
互いに"遠慮"が生まれてしまいます。
さらに遠慮は心の中の"バリア"に。


遠慮や偏見なく接するドリスと
一緒にいることでフィリップも
弾ける笑顔を取り戻しました


またお互いに新しい世界を知り
癒され満たされていきます。
ドリスはフィリップによって
いつの間にか教養を身に付けていきます。


障害についてだけでなく
貧困とは、差別とは、教養とは。。。
様々なテーマが散りばめられています。


ドリスのユーモア溢れる会話や
フィリップを真っ直ぐ見つめる瞳に
周囲の人達が魅力されていく様子も
とても心温まりました


障害を障害でなくするのも
差別を無くすのも
全て心の中の"バリア"を溶かすことから
始まるのだと思います


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