祝☆25周年♫ | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

祝☆25周年♫

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きのうは花組芝居の
25周年記念公演を観てきましたニコニコ音譜


花組の皆さんとは気が付けば
もう17年ぐらいのお付き合いですクローバー


きのうは"菅原伝授手習鑑"で
25周年を飾るに相応しい芝居でしたアップ


"菅原伝授手習鑑"は
『義経千本桜』『仮名手本忠臣蔵』と
共に義太夫狂言の三大名作星


時は平安、醍醐天皇の御代。
右大臣の菅原道真と
左大臣の藤原時平が勢力を二分。


政権の乗っ取りを企む時平は
道真の養女の苅谷姫が
帝の弟の斎世親王と
恋仲なのを逆手にとって


「道真に謀反の心あり」と
帝に吹き込みます。


その言葉に惑わされた帝は
道真を遠く九州は太宰府に左遷。。。


物語はここから始まります。


菅原道真の息子の身替わりに
舎人松王丸が自分の息子を差し出し
その首を検分する4段目の「寺子屋」


母親千代が寺子屋に
我が子を預けるシーンは
歌舞伎ではあまり
上演されないそうですが


お互いに2度と会えないと知りながらの
母と子の無情の別れが胸を打ちました。


また「にっこり笑うて」死んだという
息子のけなげな最期を聞いて
泣き笑いする父親松王丸。


「せまじきものは宮仕えじゃなぁ」


同じく若君の代わりの首を
差し出さなければならなかった
寺子屋の源蔵の言葉です。


"鬼になっても若君を守らねばならぬ"
肉親よりも主君への忠義のために
生きなければならなかった時代を
象徴していました。

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その他にも見所満載の
花組芝居"菅原伝授手習鑑"は
東池袋の「あうるすぽっと」で
12月2日まで上演しています星




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