第二の脳"腸" | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

第二の脳"腸"

今月から始まった
心臓と脳の病気に迫る
『生命のハーモニー』ラブラブ


2回目のテーマは心臓病や脳卒中と
深い繋がりを持つ"糖尿病"ですひらめき電球


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慶応義塾大学病院
腎臓・内分泌・代謝内科の
伊藤裕先生にお話を伺いました。


30代の男性に増えているとも言われる
"糖尿病"は予備軍も含めると約2000万人
日本人の6人に1人に上ります。


糖尿病はすい臓から分泌される
インスリンというホルモンが
減ったり働きが低下して
血糖値が高い状態が続きます。


過食や運動不足、ストレスなど
生活習慣が大きく影響していますが
さらに肥満になり高血圧や
脂質異常症を引き起こします。


やがて心臓や脳の命に関わる
重大な病気になってしまうのです。


伊藤先生によると
最近では糖尿病に『腸』が
深く関連していることが
分かってきたそうです星


『腸』は"第2の脳"と呼ばれ
食べた物の種類や量を敏感に感じ取り
絶妙のタイミングで血糖を
小さな変動に収めます。


食べ物が腸に入ると
腸が『インクレチン』という
色々な臓器にメッセージを
伝えるホルモンを分泌。


脳には満腹感を伝えたり
すい臓には血糖を下げる
インスリンの分泌を促す
メッセージを出します。


ですので腸の状態を良くすることが
大切になってくるのです。


腸を強くするためには規則正しく
決まった時間に適量を食べること
また腸を休ませる時間を作ると
腸がリラックスできるそうです。


さらに新たに『インクレチン』の作用を
増強する薬も登場しています。


これまでの治療薬は
人工的に作られたインスリンを
投与していましたが


『インクレチン』によって優しく
血糖値を下げられるというわけです。


ただしすい臓の機能が低下していると
インクレチンの効果も期待できませんショック!


糖尿病は自覚症状が無いので
早い段階で治療を受ける人が
少ないのが現状で
気がついた時には病状が
進んでいるという人も多いそうです。


一度なったら治らないと
言われている糖尿病ですがあせる


早いうちから手を打てば
薬をやめられるほどの健康な状態に
復活する人もいるそうです。


"腸"の健康を保ちながら
毎年きちんと健康診断を受けて
早期発見に繋げて欲しいと
伊藤先生は話していますクローバー


🌟放送日🌟
BS日テレ「生命のハーモニー」
11月24日(土)午前8時半~9時音譜
"腸を強くして糖尿病を治す"

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