情報リテラシー

きのうは毎月第三水曜日に
Ustreamでお送りしているapitalの
がん夜間学校の特別講座でした


「あの食べ物はがんに効く？
そのウソホント」をテーマに
早稲田大学先端科学
健康医療融合研究機構准教授の
大野智先生にお話していただきました

東京女子医大で臨床に携わりながら
腫瘍免疫学やがん免疫療法を
研究している大野先生。


がんに効くとうたわれている
サプリメントや健康食品は
本当に効果があるのか？


ズバリ伺いましたが
医薬品のように効果を実証する
臨床試験は行われておらず
がんに効くとは言えないそうです。


日本ではインターネットで検索できる
医療に関する情報は玉石混交です。


例えば「アガリクス」を検索すると
約130万件がヒットしますが
「アガリスク」と間違って入力しても
約150万件もヒットするそうです


また健康食品などを
推奨している専門家の肩書きに
"医学博士"とある場合がありますが


医師ではなくとも医学博士は
名乗れるので気を付けて欲しいと
大野先生は指摘しています


足りない栄養を補うために
サプリメントや健康食品を補助的に
摂取することはかまいませんが


中には抗がん剤などの効果を
半減させてしまうものもあるそうです。


なかなか先生には
言い出しにくいかもしれませんが
必ず先生に相談して欲しいと大野先生


がん医療に限らず
溢れる様々な情報の中から
正しい情報を見極める目を
持つことが求められています


apitalのがん夜間学校が
そのお役に立てればと思います


大野先生の講義の模様は
来週には以下のサイトに
アップされる予定ですので
是非、ご覧ください☞


http://www.cancerchannel.jp/


iPhoneからの投稿