国の台所事情 | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

国の台所事情

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各省から出された
来年度予算の一般会計の概算要求が
4年連続で過去最高を更新し


初めて100兆円を超えたという
記事が出ていました¥


被災地の復興関連は4.5兆円、
医療、介護、子育てなど
社会保障を抱える厚労省は
3分の1を占める30兆266億円ショック!


様々な政策を実現するためには
当たり前の事ではありますが
お金がかかりますあせる


そこでラジオNIKKEI
「集まれ!ほっとエイジ
~シニア予備校~」来週火曜は
国の台所事情を徹底分析しますサーチ


ゲストは税理士で
ファイナンシャルプランナーの
高下淳子さんですニコニコ

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高下さんは国の財政を紐解く
「とにかくみんなで考えよう!
日本の借金 わが家の借金
わたしの年金」を
ことし5月に出版されました本


「国の借金が危機的だ!」
「年金は崩壊している!」など
日本は厳しい財政状況と
言われて久しいですが


実際にどうなっているのか
高下さんは様々な財務書類の
資料を取り寄せたそうです。


普通の上場会社では原則
期末後3ヶ月以内に財務諸表が
開示されていますが
政府の開示は一年遅れだそうですショック!


国民の本当の借金
「赤字国債」の累積額は約430兆円あせる


赤字国債の新規発行がゼロだったのは
平成2年から5年の4年間だけで
特に平成10年からは急激に増え
現在に至るということです。


過去20年間の国の経済規模を
表す国内総生産(GDP)を見ると
約500兆円前後で推移していて
成長もしない代わりに
衰退もなく横ばいの状況です。


そして税収も国と地方を合わせて
85兆円から90兆円程度で
ここ数年は80兆円を切っています。


そんな中、社会保障給付費は
50兆円から100兆円へと
倍増しているのです。


高下さんは負担する現役世代と
給付を受ける人数の
バランスから考えると


抜本的に給付内容を見直し
身の丈にあった社会保障システムに
変えるにはそろそろ
タイムリミットだと警告しています。


また生活に困窮している人を
救済する社会保障制度と
自己責任、自助努力によるべき
社会保険を区別した上での改革の議論や


税制を思い切って簡素化して
徴税コストを削減するなど
行政費用の見直しも
必要だとしています。


ちょっと難しい「国の財政」の話で
私も苦手な分野ですが
ぜひ聴いていただければと思いますひらめき電球


🌟放送日🌟
ラジオNIKKEI
集まれ!ほっとエイジ
~シニア予備校~
ファイナンシャルプランナー
高下淳子さん編は
9月11日と9月18日です音譜音譜