ジェロントロジー(老年学) | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

ジェロントロジー(老年学)

ラジオNIKKEI
「集まれ!ほっとエイジ
~シニアビジネス研究所~」


今回は元厚生労働事務次官で
現在、東大高齢社会総合研究機構の
教授を務めている辻哲夫さんに
お話を聞きましたかお


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皆さんは『ジェロントロジー』という
言葉をご存知でしょうか?


日本語に訳すと
"老年学""加齢学"と訳されますメガネ


「ジェロントロジー」とは
高齢者の抱える問題を縦割りではなく
医学・心理学・社会学・経済学など
あらゆる学問が協働して
総合的な見地から解決を
はかることを目的としています星


人生90年時代を迎える日本
高齢者の社会参加や生きがい
ライフワークなどを中心とした
"長生きの質"をいかに高めるかが
重要なテーマですひらめき電球


このジェロントロジーの
教育・研究はアメリカでは
300を越す大学や研究機関で教育を
受けることができるそうです。


桜美林大学にジェロントロジー専攻の
大学院課程が設置されていますが
日本ではまだまだこれからの分野で


2009年4月に東京大学に
本格的なプロジェクトチームとして
高齢社会総合研究機構が
設置されたというわけです。


一つの領域だけでは
超々高齢社会で発生する問題を
解決することは不可能ですショック!


これからの高齢社会のあり方に関する
理念・ビジョン・価値観を
社会全体が共有すること


そして行政・企業・住民を
巻込んだ形で協力を求めることが
必要だと辻さんは話します。


また辻さん達は千葉県柏市で
在宅医療システムの構築や
コミュニティービジネスの創造などを
活動の柱とした取組みをしています。


柏市で実践されている
コミュニティービジネスは4つ

🌟市民農園
🌟子育て支援(学童保育)
🌟生活支援(配食サービス)
🌟食(わいわい食堂)

高齢者が「もうひと働き」できる場や
交流の場を自治体などと協力して
地域の中に作り出していますひらめき電球


「集まれ!ほっとエイジ」でも
度々お伝えしてますが
今後大きな問題になるのは
「サラリーマンの高齢化」
「都市の高齢化」です。


現役時代と劣らない長さがある
引退後を地域でどう生きるのか?


2025年から2030年に向けて
コミュニティーを再構築し
高齢者が生き生きと自立して
生活できる地域社会の転換モデルを
作ることが出来るのか?


「日本を取り戻す最後のチャンス」
辻さんは力を込めて主張します。


柏市でのビジネスモデルについて
詳しく伺っていますので
参考にしていただければと思いますクローバー


🌟放送日🌟
ラジオNIKKEI
集まれ!ほっとエイジ
~シニアビジネス研究所~
東大高齢社会総合研究機構
辻哲夫さん編は
8月29日と9月5日放送です音譜