社会福祉とは。。。 | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

社会福祉とは。。。

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ラジオNIKKEI
「集まれ!ほっとエイジ
~シニアビジネス研究所~」
あすのゲストは濱田孝一さんです。


濱田さんは老人ホーム、
高齢者住宅、介護施設の
開設や運営に関する情報を発信する
「高住経ネット」という
サイトを運営しています。


詳しくは☞
http://koujuu.net/modules/pico/index.php?content_id=12


要介護認定者は506万人
介護保険利用者は400万人を超えたと
先日、厚生労働省が発表しました。


団塊の世代が75歳になる
2025年には後期高齢者は2167万人。


そのうち高齢者の1人暮らしは
400万世帯と今の2倍に
増えると見られています。


「若い世代に負担を先送りする
方法ももう限界にきている」と
濱田さんは指摘しています。


このままでは財源と人材は
現在の2倍かかることになり
保険あってサービスなしの
状況になる可能性があると。


濱田さんによると
"社会保険"と"社会福祉"の
役割が混乱していて社会福祉が
きちんと機能していないと言います。


どういうことかというと。。。


福祉施設である
特別養護老人ホームは
介護保険だけでは
最低限の生活を維持できない人や
緊急にサポートすべき人の
セーフティーネットになるべきなのに


その目的が"運営"から
"経営"へと変わってしまったために
地域の社会福祉を担う受け皿では
なくなってしまったというのです。


濱田さんは現状で
終の住処になってしまっている
特養は一時的に避難する機能を強化し


生活を立て直すなどの支援を
重点的にするように役割を
見直した方が良いと指摘します。


42万人の待機者がいるとされる
特別養護老人ホーム
国は16万床増設するとしています。


しかし待機している人の中で
優先的に入居が必要なのは実際には
5万人を切るぐらいだと濱田さん。


正確に人数も把握せずに
また役割を見直さないままに
補助金など莫大な費用がかかる特養を
増やし続けることは
社会保障の破綻に繋がる
恐れがあるということです。


1人暮らしの高齢者に老老介護。。。
そもそも家族介護の前提がない人の
終の住処をどうするのか?


10年後、20年後を見据えた
特養を含めた介護施設など
高齢者の住宅対策はどうあるべきか
濱田さんに色々伺っています。


濱田さんも自分の意見が
正しいわけではないと言います。
より良い介護の形を
みんなで考えていかなければと
改めて感じています。


ここには書き切れませんでしたので
是非ラジオをお聴きください星


放送日
ラジオNIKKEI
「集まれ!ほっとエイジ
~シニアビジネス研究所~
濱田孝一さん編は
8月1日と8日放送です音譜