風化させないために。。。

テレビ朝日の帰り道
桜はすでに葉桜に
衣替えをしつつあります


二度目の「ワイド！スクランブル」
無事終了しました


きょうはやはり北朝鮮の
ミサイル発射に関して
大きく扱いました。


20代後半の若さで
国のトップに立った金正恩氏。


トップが変われど
何も変わらない北朝鮮に
「変化」や「改革」をもたらすには
どうしたらいいのでしょうか。


身近なアジアの国が核ミサイル保有に
向かっているという事態を
重く受け止めなければと思います。


そして一向に進まない
拉致被害者の問題が
日本と北朝鮮の間にはあります。


曽我ひとみさんら5人の
拉致被害者の皆さんが
帰国したのは2002年のこと。


「固く閉ざされた
北朝鮮の扉がわずかに開いた」と
横田めぐみさんのお母様が
コメントしたのを覚えています。


飛行機のタラップから
5人が降りてくる瞬間や
その後の会見など
現場で取材をしましたが
あれから10年も経ってしまいました。


帰国を待つ家族の皆さんに
心穏やかな春は未だ訪れていません。


解決に向けて日本は根気強く働きかけて
いくしかないのだと思います。


季節は移ろいますが
対策が二転三転する原発問題や
長い道のりの被災地の復興など
まだ厳しい現実と向き合っている
人達が沢山います。


そのことを忘れず胸に留め
自分にできることは
わずかなことかもしれませんが
風化させない努力を
していかなければと改めて思います。