「命」をかけたやり取り
一回で書き切れなかったので
今、日本で抗がん剤治療を受けるなら
この先生達!という皆さんが
三鷹のフォーラムに集まりました。
座長は岩手医科大学
産婦人科の杉山徹先生です。
実は杉山先生も
一年前に肺がんを経験されていて
大きく人生観が変わったそうです。
自分が患者の立場になり
分かったことは
患者に必要性なのは医学的な
専門知識を詰め込むことではなく
「どうがんと向き合いたいのか」
しっかり考えを持つことだと
杉山先生は訴えました。
その他のパネリストは
国立がん研究センター中央病院
腫瘍内科の勝俣範之先生、
埼玉医科大学国際医療センター
婦人科の藤原恵一先生、
兵庫医科大学社会福祉研究室の
大松重宏先生です。
勝俣先生と藤原先生とは
何度もご一緒していますが
忙しい中、患者さんと一緒の
シンポジウムなどに参加し
積極的に発言されています。
300人以上が会場に集まり
様々な質問が飛び交いました。
卵巣がん患者のうち6割は
進行した状態でがんが見つかります。
手術が出来ない場合も多く
抗がん剤治療は欠かせません。
先生達と会場の間で
「命」がかかったやりとりが交わされ
あっという間に6時間を超える
フォーラムが終了しました
ドラッグラグだけでなく
後遺症、緩和ケア、専門医不足など
まだ沢山の問題があるということを
改めて実感しました。
フォーラムを主催した
卵巣がん体験者の会スマイリーの
片木さんやスタッフの皆さん
お疲れ様でした
スマイリーのHPはこちら☞
http://ransougan.e-ryouiku.net/