【成基学園】中学入試分析会 その2
今年もやってきました各塾の入試分析会。
日能研だとオンザロードとしてオンサイト・オフサイトで開催されますが…
この記事ではWeb開催で参加できる他塾の入試分析会として、成基学園さんの分析会も申しこんどいたので、その話を。
ちなみに23年の時のは下記です。
ことしも配信は塾のWeb授業システム?
SWEB「どこでも通塾」オンライン成基
ってサイトから見ます。
沢山の資料がありますが、問題解説はまあ他塾でもみたので、今回は割愛
一番他には無くて役立つなぁと思ったのは
各校の講義の中の
入試総括(最難関)
の動画の中で紹介されている
近畿圏(2府4県)の小6児童数の推移ってグラフですね。
これが存外見つからない事が多く…
ちなみに目視した感じだと去年はほぼ17万3千強、今年は17万3千弱
来年は17万強、再来年は16万7千強
そして、我が子にとって大事な27年は16万4千強で今の5%減
と少子化恐るべしな勢いで減ってます。
(ちなみに今年の高3が18万2千程度なんで、それと比べると10%減)
更に近畿圏ののべ受験者数も18年度からまとめられてました。
4.7万弱(18年度)
5万弱(19年度)
5.1万強(20年度)
5.1万強(21年度)
5.2万弱(22年度)
5.2万強(23年度)
5.2万強(24年度)
ここ7年で1割増ですかね?
受験者数が少し増えてるのと、1人当たりの受験校が少し増えてる
事の相乗効果かもしれません。
(各校複数回受験を開催し、午後入試をする学校が増えてきたという事の影響を言われてました)
実際に自塾の平均受験回数も公表されてて
5校以上受ける方が一番多かったですね。
(男子で4.13校、女子で3.78校位)
うちもだいたいそんな感じになりそうな気がします。
2日目午前をどうするか?位ですかね。
我が家にはあんまり関係ないですが、
最難関動画には
最難関校 受験者数推移として2015年からの10年分の受験者推移資料も出してて
数年分とか個別の学校とかはなんとか載ってるサイトも多いんですが、
10年前全合計となると簡単には出てこないんで、こうした点も良いですね。
ちなみに最難関校としてリストアップされてたのは
灘、甲陽、神女、星光、四天王寺、洛南、洛星、東大寺、西大和です。
2015年度から受験者数は6300~6500で総数が全然変化してないという話をされてました。
塾としてはだから最難関はいつも難しいという事を言いたいのだと思いますが、
全児童数が減ってるって事は同じ参加者数でも競争は緩くなってるとみるのが
正しい見方なんじゃないかな?と思いましたね。
これは浜学園での分析でも言われてましたね。
5,6年前に比べると同じ偏差値帯の子でも、その質が落ちてきたって話です。
以前なら、最難関コースに来る程度の子ならスパッと説明が通ってたのに、
最近は、1回の説明だとうまく理解してもらえない的な話で。
偏差値は母集団内の立ち位置に過ぎないので、
18万人の中の偏差値60と16万人の中の偏差値60だと
微妙に変わってくるんでしょうね。
動画ではその後は各校の人数の分析が入ってきますが、
あんまりうちには関係ない話が多いです
西大和女子がここ数年で言うと、3倍台でかなり厳しく見えるが
それ以前はもっと厳しくて、今は高いレベルで安定してるって話。
後は洛南も以前ほど男女の合格最低点差が付かなくなってきた。
今年の算数が難しかったという、他塾の分析と同様の話でしたね。
成基学園さんは京都ローカルってのもあるんでしょうけど、凄い分類が独特で
洛南、洛星、東大寺
同志社系列、立命館系列、星光、高槻
京都公立中高一貫校、滋賀県
といった他にはない分析軸なので、そうした学校に興味がおありの家庭には良いように思いましたね。
大体、他の大手塾は灘とか兵庫県方面が中心だったりするので
なので大学附属系の受験者動向もより詳細に追われてて
過去5年推移では同志社・関学系は微減
立命が大幅増、関大は微増
みたいな感じでした。
個別の学校は立命館守山が改革や情報発信が成功してる
同志社も今年急増で来年に注目みたいな内容でした。
あとは京都の公立中高一貫校を受ける子の学校別の分析もしてましたね。
①公立しか受けない子
②公立第一志望だけど、私立も受ける子
③私立第一志望(洛南、東大寺、奈良女子)で、公立は併願の子
西京受ける子は②57%、③6%
洛北受ける子は②49%、③11%
園部受ける子は②13%、③0%
洛北受ける子は②50%、③25%
という話でした。
その他、へぇっていう感じの話のより詳細な数字も出てるので、気になる方は動画をどうぞ。
紙資料も沢山あったんですけど、ちょっと疲れたので、本日はここまで。