ラウンド 22日目 Paronella Park,Innisfail/QLD | We're in STRAYA!

We're in STRAYA!

きっかけはオーストラリア2年間のワーホリ。のち再上陸。
息子を授かるもがっつりコロナに巻き込まれた出産、
2年半リモート家族(母子inニッポン、父inオーストラリア)のち3人でのオーストラリア生活スタート。
日々瀕死のキャパなしおかんが自由きままに書きなぐる。

オーストラリア、
ラウンドしてきやしたコアラ

NSWのシドニーから始まり、SAアデレード。北上し砂漠地帯NT、エアーズロックへ。内陸からQLDへ入り、東海岸まで突っ切りケアンズへ。車で行くラウンドトリップ。

22日目、7月15日の記録。後半。

初の東海岸、タウンズビルでYM、Yさんとのお別れをすませた我々H氏&M。
( 詳細は前編で)

最終目的地ケアンズへといざ出陣!
A1,Bruce Highwayをケアンズめがけて北上。


本日の野生動物。
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バンビ!バンビ!

ミラーの上部。わかりますか?
我々の車に驚いたようで慌てて駆けてく。正直すまん。
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かわいい。

どんな動物でも居る。会える。それがオーストラリアです!今日は子鹿でした。


途中、「この脇道に滝あるよ」とか「ルックアウトあるよ」の看板がちらほら。

誘惑に負けて寄る。
砂利道を走ること数分、、
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洪水やがな。
道があるけどない。川が溢れとる。

だが意外と深さはなく、乗用車でも渡れた。

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岩場を登る。けっこうしんどい。あっつい。

滝到着。
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滝…?

ちっさ。
見えますか?右下のほうにチョロっと流れるやつ。
全然水量あらへんがな!これやから乾季は!
と、ガッカリ滝を後にする。


A1沿いの街、
Cardwell(カードウェル)で休憩。
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なんか水車?のオブジェ。

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海沿いの街にハズレなし!
ベンチでゆでたまごを食します。
しょぼいとか言わない。外で食べたらなんでも美味しいから。

海はひろいな。
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おおきいな。

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謎のカニ。おおきいな。

今日は非常に寄り道が多いが、メインはこれから。
向かうのは、
Paronella Park(パロネラパーク)

70年前、スペイン人のホゼ•パロネラが自力で建てたお城。
天空の城ラピュタに出てくるお城に激似らしい。あとは、ホゼの夢が詰まってるとかなんとか。

ほんで、そんな素敵なお城の敷地内でキャンプができるとのこと。今日の宿は決まったも同然。

道中すてきなお店発見。
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無人バナナ販売所

日本でも田舎行くとよくあるやつ。
パロネラパーク周辺のInnisfail(イニスフェイル)はバナナの産地。走ってるとバナナ農園がたくさん。

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キロ1.5ドルぅ!やっすぅ!

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計りで重さをはかって、しかるべき料金を払う。横の小箱にpay!

バナナの奥には、これまた名産らしいチョコの自販機もあった。1つ5ドル弱。高すぎてわろた。


バナナの誘惑に負けつつようやくパロネラパーク到着。Mena Creek(メナクリーク)というド田舎。途中、ホンマに道あってんのか?と疑ったわ。
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入り口と見せかけた門。

受付にてひとり43ドルお支払い。
キャンプ1泊分込みのお値段、決してお高くない。
さっそくテント設営しにキャンプエリアへgoするも…

満員御礼。

ホゼ氏の夢のお城でキャンプ。やはり人気なのか、宿泊客があふれてる。

諦めてInnisfailまで戻りキャラバンパーク利用することに。
3日ぶりのテント泊。
相変わらず老夫婦のトレーラー旅が多いこと。他にテントいませーん。さみしーい。
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Tent of the Day。

内部。
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H氏と2人なので広々。つい先日までは4人の大人が川の字イモムシでぎゅうぎゅうだったのに(笑)

さ、テント設営完了。
パロネラパークに戻りましょう。車で30分弱かけて。
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パスポートの提示で、2年間フリーパスが発行される。とりあえず貰えるもんは貰っとく。

我々の目的は夜のライトアップ。
日暮れ前のお姿も見ておくため園内散策開始。
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雰囲気ありすぎ。
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ホゼ氏と奥様の記念碑。いや、もしかしてお墓…
(写ってないけど)このお墓の前の小さい建物内には、サイクロンでぶっ壊れたパークの惨状とか歴史が紹介してあった。
自然災害に負けじと何度も復活。泣ける。

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ホゼ氏が設計!壁もホゼ氏が塗り塗り!

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経年劣化で、ものすごく哀愁漂う感じに。
ホゼ氏の夢のお城…
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あぁ夢のお城…

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なかなか急な階段をおります。
まず最初に作られたのがこの階段らしい。

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ホゼ氏の夢のお城。
神秘的。哀愁漂う雰囲気。惹かれます。

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ここで、ざっくりパロネラパークの歴史を。

1935年
ホゼ•パロネラ「パロネラパーク作ったよー」
市民「わーい」
ホゼ「レストラン、映写室もあるよー」
市民「我々の憩いの場所!」

10年後
豪雨「きたよ」
パロネラパーク全壊…
ホゼ(病気で体ボロボロ)「修復する」
→ホゼ永眠。
妻「修復するわ!」
息子「修復するで!」
孫「修復する!」
豪雨「またきたよ」
洪水「またきたよ」
→パロネラパーク廃墟化。

1993年
オージー夫婦「なんやこれ」
廃墟パロネラパーク発見。
夫婦「復活させたろ」
→今に至る

簡素化しすぎですが大体こんな感じ。

てゆかオージー夫婦、
グッジョブ。
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もし彼らが見つけてなかったら、夢のお城は誰にも知られず崩れていくだけだったかも。

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雄大な滝。
園内のどこからでも見えるように設計されてるらしい。ホゼ氏のこだわり。

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滝の上には吊り橋もある。

日が落ち、ライトアップの時間帯。
ガイドツアーでしか回れないようで、ガイドさんに付いて回る。
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神秘的ぃ!

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昼間と空気違い過ぎてビビる。


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滝もライトアップされ綺麗。
説明を聞きながら、園内をまわる。

ツアー終盤に、
英語、日本語、中国語ツアーそれぞれの参加者が広場に集合させられる。

薄暗い広場で待つと…

ライトアップ!パロネラパーク!

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もの悲しい音楽が流れ出し、お城が優しい光で照らされる。

ホゼ氏の奮闘ストーリーを思い出し、感動。

( 流れてるのは、♪あのちーへいーせーんー、かーがーやくのーはー♪って歌。オルゴール版。曲名わからん…)
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謎に泣きそうになる、流されやすいM氏。

ホゼ氏!あなたの作った夢のお城、いまでも人々を魅了してますよ!!あなたの夢は叶ったんですよ!ねぇホゼ氏!!


そんなわけで。
パロネラパーク、
43ドルの価値あり。

フリーパス貰ったし、また来よ。

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夜空も最高だった。ホゼ氏にも見えてますかこの夜空!!


さてInnisfailイニスフェイルまで戻り、遅めの夕食。
横着してテントの中でラーメン。
じいさんのホットプレート大活躍。
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うまし。

そういえばね、お土産付きなんですパロネラパークのナイトツアー。
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ホゼ氏からのプレゼント。
お城のブロック片…いや、
夢のかけらです。


さぁ明日は最終目的地ケアンズへ。
いよいよラウンドも終わりかーと思うとさみしい限り。
ホゼ氏の夢のお城、パロネラパークの余韻にひたりつつグッナイ。


この記事編集中、アメブロの不具合半端なかった。何回も何回も何回もせっかく書いた記事が消えた。
何度も洪水にやられたホゼ氏もこんな気持ちだったのか…と思う。
しょうもないブログとホゼ氏のお城比べんなや!とセルフツッコミで〆。

【今日の走行距離】 
約280km
【今日の移動経路】 
Townsville - Paronella Park - Innisfail
【今日の宿】 
AugusMoon Caravan Park
【今日の出費】
$116 ※パロネラパーク入場料、宿泊費2人分。ガソリン給油なし