お疲れ様です。まちゃめちゃくちゃです。
突然ですが、みなさんは会話や雑談に自信はありますか？
正直に告白すると、僕は社会人になるまで人と目を合わせて話すことが出来ないくらいに会話や雑談が苦手でした。
もちろん、気のおけない友人とはしっかりと話せるのですが、特に目上の人との会話は1分も続かず、ひたすら「おもしろくないやつ」のレッテルを貼られ続けてしまうありさまだったのです。
その原因は、相手のペースで始まった会話や詳しくない分野の会話に対し、上手く切り返すことが出来ないことにありました。
まぁ、新卒で入社した会社に「営業だけはやめてくれ」と泣きながら懇願したにも関わらず、人事部が何のためらいもなく営業に配属したたため、さすがに目を見て話すことくらいは出来るようになりましたが・・・・・・。目上の人や趣味が違う方と会話をするのは未だに苦手です。
未だに先輩からは切り返しが下手だといじられてしまいます。
ある日、雑談をしながらいつも通り切り返しの下手くそさをいじられた後、社内で「コミュニケーションの神」と呼ばれる先輩から冗談半分で、とあるコツを教えてもらいました。
その先輩は20代の頃は芸人として活動し、その後広告営業マンになったという異色の経歴を持つ方です。雑談はもちろん、社内のMTGから得意先との会話まで上手くこなし、もちろん営業成績もトップレベル。
先輩ならではの冗談も含まれていますが、そのコツが面白かったので今回紹介させていただきます。
その名も、
「ほんまですか？理論」
です。
今回紹介する「ほんまですか？理論」の使い方はいたって簡単。
相手がどんな一言を発しようともただ「ほんまですか？」と切り返すだけです。
注：平素関西弁を使用されない方は、「本当ですか？」でも問題ありませんが、今回はまちゃめちゃくちゃの都合上、「ほんまですか？」に統一させていただきます
このテクニックを使えば、あなたは今日からコミュニケーションにおける「切り返しマスター」の1歩を踏み出すことになり、上手くいけば2年後には「全世界切り返し道連盟 世界大会」の切符を手にすることが出来るでしょう。
ちなみに、直近の切り返し道 世界大会はロシアが2連覇を達成しており、いずれも優勝はベストタイミングデ・キリカエルコフの手に渡っています。日本人の王座奪取が待ち望まれている状況です。
応用パターンとしては「ほんまですか！」「ほんまですか！？」
唯一気をつけることがあるとすれば、若干前のみり気味に「ほんまですか？」と切り返すことくらいでしょうか。
「ほんまですか？」理論を駆使して、あなたがこれから話すことに興味がありますよとしっかり意思表示をすることで、相手が気持ち良く話を続けてくれている最中に別の切り返しや質問を考え、会話を続けることが出来ます。
それでは、簡単に例を見ていきましょう。
■VS 飲み会でついつい説教してしまうおじさま
「近頃の若いやつは本当にマジメで勢いがないよな。
「ほんまですか？」
■VS 現在良い関係を構築中のお客様
「いや～、最近釣りにはまってましてね～」
「ほんまですか？」
■VS 貧しい少年時代を過ごし、スターになることを夢見て上京した成り上がり系ロックスター
「最初、サンザンな目にあう。二度目、オトシマエをつける。三度目、余裕。こういうふうにビッグになっていくしかない」
「ほんまですか？」
■VS 孤児院から人生をはじめ、自分の力で富と名声を手にした女性ファッションデザイナー
「公爵夫人はほかにもいたけれど、ココ・シャネルはただひとり。」
「ほんまですか？」
■VS 辞世の句を述べる幕末の志士
「おもしろき こともなき世をおもしろく すみなすものは 心なりけり 」
「ほんまですか？」
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以上です。
え？ こんな理論全然アテにならない？
ほんまですか・・・？
-完-
引き続き、よろしくお願いいたします。
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