東京と神奈川の境界を歩いてきました! | 東京散歩日和

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日々の散歩の様子、小さな出来事を綴っていきます。

久しぶりの地元歩きです



町田コンベンション協会が主催のこのシリーズは全10回。



町田市の境界線を歴史をたどりながら歩いていくわけですが、



私は最終回に初めて参加しました。



スタートはJR横浜線  淵野辺駅

家からは微妙な距離なので結局歩いて行くことにしました。





この辺りは鎌倉時代、 

足利直義に仕えた淵野辺義博という武将のゆかりの地なので

その辺を踏まえながらのガイドウォークでした。



ちなみに東京都と神奈川県の境界は境川という川が流れているので

今回は境川沿いに歩くコースとなります。



日枝神社







延命地蔵



新生児の生命を守ってくれるのでそうよばれています。

起源は鎌倉時代ですが、堂自体は昭和に建てられたのだそうです。



境川に出ました。





梅の花が満開





第六天神



淵野辺一族の鎮守だそうです。





境川は今加輪を広げるために工事の真っただ中。

遊歩道も整いつつあるのでしょうが、

発展途中といった感じ。



皇武神社



南北朝時代に淵野辺義博が戦勝祈願したとされています。



土地柄だなあと思うのは養蚕にまつわるこの石碑



養蚕業が盛んだった頃の名残ですね。



そして、淵野辺氏にはこのあたりの住民を困らせていた大蛇を

退治したという話が残されています。



この場所がまさに退治した場所なのだそうです。





境界を進みます。



縁切り榎



淵野辺氏が後醍醐天皇の皇子の殺害を命じられたが、

奥州石巻に落ち延びさせるため

この榎の下で妻子と縁を切り、境川の橋の上で別れを告げたんだそうです。

その橋は別れ橋と呼ばれています。



ところで、

私たちはさっき町田側から別れ橋を通って対岸(相模原側)にいるわけですが、

この写真の後ろの囲ってある場所は飛び地になっていて東京都です。



なんだかすっきりしませんが境川の周りには結構そういうところがあります。

時代の中で、川の流れが変わったんでしょうか?





龍像寺



淵野辺氏が退治した大蛇は

頭と胴体、尻尾の部分でバラバラに葬られ、

このお寺には名前の通り胴体部分が葬られました。



あとの二つのお寺は龍頭寺 龍尾寺に納められたそうですが

残念ながら今は存在しません。





ふ~。

奥が深いウオークでした。

この後も境界歩きは続くわけですが、

勉強不足なので、またの機会にしておきます。











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